
目次
呪術廻戦では、呪詛師・呪霊と通じる内通者がいることがわかっています。
一人目の内通者はすぐに判明しますが、もう一人の内通者が誰なのかさまざまな考察が行われてきました。
もう一人の内通者の正体について最新ネタバレ考察します。
【呪術廻戦】の内通者とは?
内通者は呪詛師・呪霊に情報を流している呪術高専の人物

呪術廻戦の内通者は、呪術高専の情報を呪詛師・呪霊に教えている人物です。
呪術廻戦6話で、特級呪霊相手に1年生を派遣するという不自然な任務がありました。
10話の時点で、五条悟はこの任務を上層部の嫌がらせと判断しています。
しかし、10話冒頭の会話で呪詛師の偽夏油が、虎杖を試すために任務を仕組んだことが明らかにんっていました。
物語が始まったばかりの時点で、内通者がいることは描かれていたのです。
未確認の特級呪霊に襲われたこともあり、五条は内通者の可能性を考えるようになります。
五条悟が内通者の存在に気づき庵歌姫に調査を依頼

高専側の情報が呪詛師・呪霊側に漏れていると感じた五条悟は、33話で庵歌姫に内通者の調査を依頼しています。
五条が歌姫に依頼したのは呪術高専京都校の調査なので、東京校の調査は五条本人が行ったか、東京校の別の人間に頼んだ可能性が高いです。
その後、79話で歌姫の口から調査の結果が明らかになります。
79話で内通者は二人以上いることが判明

79話で庵歌姫は、虎杖・伏黒・釘崎の三人に内通者は二人以上いると発言しています。
東京校の人間に容疑者の捕縛を依頼したことから、容疑者は京都校の人間と釘崎は見抜いていました。
歌姫は、一年生三人を連れて容疑者の確保に動きます。
内通者のうち一人は呪術高専学長以上の上層部

歌姫は内通者は二人以上いると明かし、そのうちの一人は学長以上の上層部で自分には手が出せないと言っていました。
作中に登場している人物で上層部だと判明しているのは、名前もわからない総監部を除くと二人だけです。
【呪術廻戦】一人目の内通者メカ丸と判明!内通者になった理由は?
79話で歌姫・虎杖・伏黒・釘崎の四人が内通者確保に動く

呪術廻戦79話で、歌姫は虎杖・伏黒・釘崎を引き連れて内通者を確保しようとしました。
まだ、容疑の段階でしたが、内通者はメカ丸こと与幸吉と告げられます。
メカ丸が怪しい行動を取っていたわけではなく、怪しい人間がいないのでメカ丸が容疑者ということでした。
それにメカ丸は日本全土が範囲となるほどの傀儡操術の使い手です。
どこにいたとしても呪骸を動かすことが可能で、小型の呪骸なら怪しまれずに情報収集できます。
79話ラストで一人目の内通者はメカ丸と確定

4人はメカ丸の部屋に踏み込みますが、そこには誰もいませんでした。
逃げるように姿を消したことから、メカ丸の容疑は濃くなります。
その直後に、偽夏油・真人と接触している場面が描かれ、メカ丸が内通者と確定しました。
メカ丸が内通者になったのは健康な体を手に入れるため

メカ丸が内通者になった経緯は、詳しくは描かれていません。
しかし、天与呪縛でほとんど体の自由がきかないメカ丸は、健康な体を手に入れるために内通者になったようです。
メカ丸は内通者になる条件として、京都校の人間に危害を加えないことを縛りにしていました。
縛りが破られたことで、メカ丸は偽夏油たちと敵対します。
自分に課した縛りを守り、真人はメカ丸の体を治します。
その後、メカ丸と真人の戦闘が始まります。
メカ丸は真人との戦闘で死亡

メカ丸は巨大な呪骸・究極メカ丸絶対形態を操り、真人と戦いました。
作中で初めて簡易領域を使用し、真人の魂に直接ダメージを与える活躍をみせています。
しかし、結局真人には敵わず、82話で死亡しました。
【呪術廻戦】もう一人の内通者候補について考察
呪術廻戦で名前が判明している人物で、上層部だとわかっているのは二人だけです。
もう一人の内通者候補は二人に絞られそうですが、他にも候補はいます。
夜蛾正道

夜蛾正道は呪術高専東京校の学長で、学長以上の上層部に当てはまる人物です。
夜蛾は。メカ丸と同じ傀儡操術を使います。
呪骸を動かす範囲はメカ丸ほどではありませんが、完全自立型の呪骸を作れる人物です。
呪骸の軍隊を作ることも可能なため、特級認定されて拘束されました。
夜蛾の術式は内通者になるには、非常に便利な能力です。
ただし、楽巌寺嘉伸の手で処刑され死亡しています。
楽巌寺嘉伸

楽巌寺嘉伸は呪術高専京都校の学長で、学長以上の上層部に当てはまる一人です。
五条と仲が悪く宿儺の器である虎杖の殺害を計画するなど、内通者であっても違和感はありません。
ただし、楽巌寺は保守派の筆頭であり、呪詛師に情報を漏らすようなタイプではありません。
虎杖殺害も呪術界のルールを考えれば、当たり前の判断とも言えます。
五条も楽巌寺のことをマニュアル人間と称していました。
基本的にルールを破れない真面目な人間なので、呪詛師と内通しているは考えづらいです。
総監部の誰か

総監部の人間が内通者の可能性もあります。
総監部は呪術界のトップであり、学長以外で登場している上層部ということになります。
総監部の人間は名前は判明していませんが、第0巻の頃から登場していました。
総監部はかなり腐敗しているらしいので、内通者がいてもおかしくないでしょう。
名前もわからない人間が内通者ではインパクトが薄いですが、総監部に内通者がいる可能性は高そうです。
【呪術廻戦】怪しいのは上層部だけじゃない?第三の内通者予想
家入硝子

家入硝子はもう一人の内通者候補として、ネットでかなり怪しまれている人物です。
ただし、上層部ではないのでもう一人の内通者でなく、第三の内通者候補になります。
偽夏油は不自然など早く虎杖の死を知っていましたが、家入なら知らせることは可能です。
他に家入は心理描写がほとんどないので怪しいと言われています。
ただ、ファンブックによると家入はノンポリで、特定の思想に共鳴していません。
夏油の呪力最適化も馬鹿馬鹿しいと考えていたので、内通者として協力しているとは考えてにくいです。
また、五条が封印から解放された際に、心理描写で完全に五条の味方として描かれました。
内通者の可能性はほとんどないでしょう。
下記の記事では家入硝子について詳しく解説しています。
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狗巻棘

狗巻棘は東京校の学生ですが、心理描写がない点から怪しいと言われています。
渋谷事変では片腕を失いましたが、何をしていたか描かれていない点も怪しまれる原因のようです。
術式のせいでまともに会話できないため、普通に話せるようになるために偽夏油に協力しているのではとも言われています。
ただし、内通者を思わせる行動をしているシーンなどはありません。
以下の記事では狗巻棘について詳しく解説しています。
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伊地知潔高

伊地知潔高も内通者候補として怪しいと言われる人物です。
伊地知は補助監督であり、情報をかなり多く持っています。
五条が漏瑚に襲われた際は、伊地知が情報を教えたのではないかと言われています。
ただし、伊地知は渋谷事変で呪詛師に襲われて死にかけました
内通者なら呪詛師に、襲われるとは考えにくいです。
内通者の可能性は低いでしょう。
以下の記事では伊地知潔高について解説しています。
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乙骨憂太

乙骨憂太は呪術高専東京校の二年生で、四人の特級術師の一人です。
呪術廻戦の前日譚である呪術高専東京校の主人公でもあります。
前作主人公とも言える存在ですが、再登場していきなり主人公の虎杖を処刑しようとしました。
性格が全く変わったように見えたことから、内通者を疑われたようです。
しかし、乙骨は虎杖を殺すつもりはなく、心臓を貫いた直後に反転術式で治療しました。
そもそも、渋谷事変編が終わるまで海外にいた乙骨では内通者をするのは不可能でしょう。
以下の記事では乙骨憂太について詳しく解説しています。
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冥冥

冥冥はフリーで活動している1級呪術師です。
冥冥はお金を積まれたら大体何でも引き受けるキャラクターです。
そのため、お金で呪詛師に雇われて内通者になっていても不自然ではありません。
また、術式がカラスを操る能力なので、内通者に向いているとも言えます。
ただし、渋谷事変では完全に偽夏油と敵対しており、内通者の可能性は非常に低いです。
以下の記事では冥冥について詳しく解説しています。
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庵歌姫

五条が調査を依頼した庵歌姫が、内通者ではないかという予想もあります。
確かに歌姫が、内通者ではないという保証はありません。
ただ、調査を依頼した人物が内通者では、五条があまりにも間抜けすぎます。
また、心の声で内通者が誰か考えているシーンがあるので、歌姫は内通者ではないことになります。
操られて自覚無しに情報を流しているのでもない限り、内通者ではありません。
以下の記事では庵歌姫について詳しく解説しています。
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第三の内通者は存在しない?

そもそも、第三の内通者はいない可能性が高いです。
歌姫は内通者は2人以上と言いましたが、メカ丸が内通者の時点で上層部でない内通者はいなくても矛盾しません。
歌姫はメカ丸以外は、怪しくないと言っていました。
歌姫が調べたのは京都校ですが、五条は東京校に内通者がいないか調べていたはずです。
歌姫はその報告を受けていると考えられるので、この時点で東京校に怪しい人間は見つかっていないと考えられます。
作中でもはっきりと証拠になる描写はなく、上層部以外で登場しているキャラに内通者はいないと思われます。
【呪術廻戦】最新ネタバレ!内通者は既に判明している?
191話で判明!総監部と加茂家は偽夏油に乗っ取られていた!

呪術廻戦191話では偽夏油が加茂家を乗っ取り、総監部の中にいる邪魔な人間を始末していたことが発覚します。
総監部は、夏油傑の死刑執行命令を出していました。
総監部は偽夏油を殺す命令を出したと思われていましたが、これは偽夏油の罠だったと発覚。
偽夏油はあえて死刑執行の通達を放置して、夏油の死刑執行を推す者を見つけようとしたのです。
結局、総監部で偽夏油に逆らう人間は始末され、言うことを聞く人間だけが残ったようです。
さらに、偽夏油は加茂憲倫として、加茂家25代当主の座に収まっていました。
もう一人の内通者は呪術総監部の人物でほぼ確定!

191話で呪術総監部は偽夏油の言いなりになりましたが、渋谷事変直後の時点では総監部にまともな人間がいたことになります。
ただ、偽夏油の発言から総監部の大半は、渋谷事変前から偽夏油の言いなりだったようです。
偽夏油は、渋谷事変の後で邪魔な人間を始末して、総監部は完全に偽夏油に掌握されました。
時系列的に、物語の初期の段階から総監部に夏油の協力者がいた可能性は高いです。
もう一人の内通者は、総監部の人間で確定と考えていいでしょう。
191話以降は総監部全員が内通者ですが、223話で総監部が全員殺害されたと思われます。
五条悟が総監部について話した後も総監部の死体が描かれたため、殺したのは五条と予想されています。
内通者の伏線は191話で回収された可能性が高い

内通者は少なくとも二人以上と言われていたので、メカ丸を除くと最低一人の内通者がいることになります。
そのため、上層部の人間から一人でも内通者が発見されれば矛盾はしません。
そもそも、総監部の人間に複数内通者がいるのは間違いないでしょう。
上層部の内通者が総監部の人間だとわかった時点で、内通者の伏線は完全に回収された可能性が高いです。
223話で偽夏油と通じた総監部全員が死亡し、五条悟と両面宿儺の戦いが始まった時点で内通者が誰か考えてもあまり意味はありません。
やや拍子抜けですが、今後内通者の話が出る可能性は低いでしょう。
【呪術廻戦】の内通者についてまとめ
呪術廻戦の内通者についてまとめました。
内通者に関してさまざまな予想や考察が行われましたが、191話の時点で決着した可能性は高いです。
総監部が全滅した状況では、内通者を考えてもあまり意味はないでしょう。
ただ、呪術廻戦は味方だと思った人物が突然、敵だと発覚する展開もあります。
内通者でないとしても、思わぬ裏切りが待っている展開があるかもしれません。