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王下七武海のクローンであるセラフィム。
彼らは七武海メンバーの血統因子と呼ばれる「生命の設計図」によって、体験や悪魔の実の能力を受け継いでいるようです。
今回は血統因子から受け継がれる体験と、セラフィムに及ぼす影響について考察していきます。
血統因子とは?
考察に入る前にまず血統因子の情報について軽く振り返っていきましょう。
能力なども含めた生命情報の塊
血統因子はベガパンクが発見した能力なども含めた生命情報の塊で、我々の世界で言う遺伝情報を記録しているDNAに近い物質です。
作中では「生命の設計図」とも説明されており、持ち主の身体情報はもちろん悪魔の実の能力まで記憶しています。
これによりSMILEのような人造悪魔の実や、ジェルマのクローン人間も制作可能です。
まさしく神の領域に踏み入れる発見で、ベガパンク最大の功績と言えるでしょう。
血統因子から能力者のクローンを作ることが可能
また能力者の血統因子を利用することで、グリーンブラットという血液の生成が可能です。
この血液には能力者の能力情報が内包されており、これにより悪魔の実の能力の複製と、能力者のクローン製造が出来ます。
この技術で生み出されたのが王下七武海の代わりとなる海軍の戦力「セラフィム」です。
ハンコックの「メロメロの実」はそのままに、ミホークの斬撃なども悪魔の実の能力を用いて再現しています。
しかし再現できるのは超人系能力だけらしく、自然系はベガパンクですら難しいようです。
体験も血統因子に記憶される
また血統因子には体験も記憶されるらしく、セラフィムは戦闘を学習していきます。
つまりただの人形ではなく、人間のように成長していくのです。
これがバーソロミュー・くまをベースにした兵器パシフィスタとの最大の違いとなっています。
また人造人間と言っても感情があるようで、戦闘中に焦ったり照れたりと、意志が感じられるシーンも描かれていました。
この際の仕草はオリジナルのものに酷似しており、性格も体験として受け継がれている可能性があります。