
目次
リゼロに登場するセクメトは、400年前に存在した怠惰の魔女です。
何をするにもやる気のない美女ですが、強さは作中に登場する魔女の中でもトップクラスとされています。
セクメトの強さや能力、過去について考察します。
【リゼロ】セクメトとは
安寧を愛する怠惰の魔女

名前 | セクメト |
誕生日 | 8月13日 |
身長 | 170cm |
声優 | 中原麻衣 |
セクメトは安寧を愛し、何事にもやる気がない怠惰の魔女です。
全てのことを面倒だと思っており、大抵の場合は身体を横たえています。
黒い法衣を常に身に着けており、着替えることもないため、ほつれや汚れも多いです。
怠惰の魔女にふさわしい性格でほとんど行動しないため、魔女の中では危険な存在ではありません。
ただし、戦闘能力は非常に高く安寧を守るためには徹底的に戦うため、一度暴れるととてつもない被害を出す魔女でもあります。
比較的まともな性格で魔女の抑止力を務める

セクメトは意外にまともな性格で、他の魔女を仲裁したり、抑止力になっていることが多いです。
セクメトは非常に怠惰ですが、魔女の中ではかなりまともで普通に会話が成立します。
またここまで怠惰になったのは権能が便利すぎたせいで、本来はここまで怠惰ではなかったようです。
作者によると結婚したら、怠惰な点を除けば良妻になると言われています。
争いが嫌いな性格で怒ることもほとんどないため、他の魔女の喧嘩などを止めることが多いです。
テュフォンとは仲が良く母と呼ばれている

セクメトは魔女の中でも、テュフォンと特に仲が良く彼女から母と呼ばれています。
セクメトは幼いテュフォンを気にかけており、何かと面倒を見ています。
テュフォンもセクメトのことを母と呼んでおり、かなり懐いているようです。
怠惰で入浴もしないセクメトの体をテュフォンが、拭いていることも判明しています。
外見があまり似ていないため育ての親のようなものと思われますが、テュフォンの母親の情報がないため、本当に親子の可能性もあります。
テュフォンに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【リゼロ】セクメトの強さ・能力を解説
ペテルギウスの権能とは違う不可視の力を操る

セクメトは怠惰の権能を使用しますが、その能力はペテルギウスとは違う不可視の力です。
セクメトは、目に見えない力ですさまじい破壊を行います。
ペテルギウスと同じ怠惰の権能なので、見えざる手で破壊しているようにも見えますが実際は違うようです。
スバルにも攻撃が見えていないため、まったく別種の力と考えられます。
また、怠惰の権能を使うことで食事や排せつも必要なくなるらしく、まさしく怠惰な能力になっています。
ペテルギウスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
大罪魔女の中ではサテラに次ぐ強さを誇る

セクメトはずば抜けた戦闘能力を持っており、嫉妬の魔女を除いた大罪魔女の中では最強です。
セクメトはサテラには劣りますが、他5人の魔女を同時に相手にして圧勝する強さがあります。
その強さは作中でもトップクラスで、作者コメントによると大精霊のパックよりも上です。
ボルカニカをタコ殴りにしたこともあり、そのせいでボルカニカは彼女に苦手意識があるようです。
ただし、ボルカニカは作中最強クラスらしいので、実力で勝ったわけでないと思われます。
また虚飾の魔女パンドラは大罪魔女に含まれていないため、セクメトとどちらが強いのか不明です。
【リゼロ】セクメトの過去
巨人族の始祖の生まれ変わりとして生み出されるも捨てられる

セクメトは巨人族の始祖を再現するために生み出された存在ですが、捨てられて自力で生きていくことになります。
巨人族は自分たちの始祖を復活させるために、あらゆる秘術を施して生み出されたのがセクメトでした。
しかし、儀式が失敗したことで、彼女は捨てられてしまいます。
赤ん坊だったセクメトですが、その力で生き残り、成長していきました。
男たちに拾われるが安寧のために自分に関わる全てを滅ぼす

成長したセクメトは男たちに拾われた後、安寧を得るために男たちと故郷を滅ぼしました。
成長して山を荒らす存在になったセクメトは、男たちに拾われて生活するようになります。
まともな生活ではなかったですが、男たちから言葉や知識、感情を学ぶことに。
自分の境遇を理解したセクメトは、恩義を感じていた男たちを苦しまずに殺した後に、故郷の巨人たちをなぶり殺しにします。
安寧を手に入れたセクメトは、生まれて初めて幸福を感じることができました。
死因は龍を大瀑布へ追いやった際の転落死

セクメトは、竜を大瀑布に追いやった際に一緒に転落死したようです。
故郷を滅ぼした後のセクメトの詳しい情報は不明ですが、他の大罪魔女と友人になっています。
その後は安寧を得るために龍を大瀑布に追いやって倒しましたが、その際に転落死しました。
嫉妬の魔女に滅ぼされたともされていますが、明らかに死因と矛盾しています。
彼女の死には、まだ謎が残されているようです。
【リゼロ】セクメトの登場と活躍を解説
魔女のお茶会でスバルにエキドナの真意を説明する

セクメトは第四章の魔女の茶会で初登場し、スバルにエキドナが何を考えているか説明しました。
エキドナはスバルに不都合な事実を隠して、自分と契約させようとします。
しかし、セクメトが問題点を説明してエキドナの本性が明らかになったことで、契約は取りやめになりました。
セクメトはサテラへの義理を果たすためにスバルに肩入れしたようですが、詳細については不明です。
魔晶石の中に入ってエキドナと世界を旅する

エキドナ復活した際に、セクメトの魂は魔晶石の中に入れられて聖域を出ることになりました。
エキドナはオメガの肉体に自分の魂を転写し、残りの魔女の魂を魔晶石に移して旅にでます。
セクメトは考えなしに行動するエキドナに対して、嫌味を言っていました。
また、エキドナが世界に対する興味を失うのを恐れていることが判明しています。
エキドナに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【リゼロ】セクメトが竜を大瀑布に追いやった過去を考察
セクメトが大瀑布で屠った龍はボルカニカとは違う?

セクメトが大瀑布に追いやった龍は、ボルカニカとは違う可能性があります。
セクメトはボルテクスをタコ殴りにしており、龍を大瀑布で屠ったとされています。
しかし、ボルカニカは生きているため、屠ったという表現は不自然です。
そもそも、ボルカニカはラインハルトと良い勝負をするとされており、セクメトに殺されるとは考えにくいです。
400年前はかなり数の龍がいたようなので、大瀑布で屠ったのはボルカニカとは別の龍なのかもしれません。
セクメトは初代剣聖レイドと共に龍と戦った?

セクメトは初代剣聖のレイドと協力して、大量の龍と戦ったのかもしれません。
レイドは、相当な数の龍と戦った伝承が残されています。
また、サテラとボルカニカが親しかった可能性もあることから、魔女と三英傑は元々敵対していたわけではないのかもしれません。
セクメトとレイドは協力して龍と戦い、セクメトはその戦いで転落死した可能性もあるでしょう。
【リゼロ】セクメトについてまとめ
Re:ゼロから始める異世界生活に登場セクメトについて解説しました。
セクメトはまともに会話が成立する性格で、スバルに対しては好意的なキャラクターです。
復活したわけではありませんが、彼女は魂だけの存在として第四章以降も登場します。
いずれ本編にも再登場する可能性が高いで、活躍を楽しみに待ちましょう。