目次
性格は意外とやさしくて可愛らしい
リコやレグの師となったり、身寄りのないマルルクを引き取って育てていることからもわかるように、オーゼンはとてもやさしい人柄であります。
シーカーキャンプの防人となったのも、太陽光線に弱い体質のマルルクを気遣ってのことです。
また、リコとレグに探掘家としての手ほどきを教えるだけでなく、アビスについて一般的に知られていない知識やサバイバル技術、そして、リコには、ライザが使用していた遺物「ブレイブリープ」を授けました。
義理堅い一面もあり、リコの師となったのは、戦友であるライザの頼みでもあり、また、彼女がリコを出産した際に立ち会ったり、行方不明になったライザの消息を求めて、彼女の墓標(ブレイブリープ)らしきものを暴いて確認するなど、献身的な一面もあります。
見た目が怖いだけで、オーゼンは不器用な優しさを持った人であることがわかります。
【メイドインアビス】ツンデレ体質のオーゼンも可愛い
オーゼンは子ども好き
マルルクを引き取ったり、リコやレグを弟子にしていることからもわかるように、オーゼンは、本来子供好きではないかと思われます。
ライザと最初に出会ったときも、彼女がまだ子供の頃でした。最初の頃、オーゼンは、ライザを邪険にしていましたが、ライザが弟子にしてくれというので、彼女の師となったのです。
ただ、リコやレグ、ライザ、そしてマルルクの接し方を見てみると、オーゼンは子供に無闇に近づいて、ベタベタと甘やかすようなことはしないようです。
ある程度距離をとって、師となって子供らを導くのが、オーゼンの接し方のようです。
オーゼンが時折キツイ言動をとるのは、子供らの師として、ある程度距離を取らなければならないと思っているからかもしれません。
つまり、子供たちを俯瞰して見れる距離に立って、的確なアドバイスをするのが、オーゼンなりの優しさではないかと思います。言ってみればツンデレはオーゼンの愛情と言うべきかもしれません。
ちなみに、リコの兄貴分であり、ベルチェロ孤児院で探掘家見習たちの師範代となっているジルオも、子供時代に、オーゼンから弟子となるように、スカウトされていましたが、ジルオは当時、すでにライザの弟子であったために断ったそうです。
マルルクといい、ジルオといい、オーゼンの方から弟子になるようにスカウトした子供は、礼儀正しい感じなので、オーゼンは礼儀正しい子供がお気に入りなのかもしれません。
逆に、ライザやリコのように、破天荒な子供に対しては辛辣な所があります。
ライザの結婚に可愛い反応を見せるオーゼン
前述したように、オーゼンはライザの子供時代に、師となったことがあります。
当時のライザは、子供であることを前提としても、かなり、不躾な性格で、かなり失礼なもの言い方で、オーゼンの弟子入りを志願しました。
当然、オーゼンの怒りを買ってしまい、2度も蹴られてしまうことになります。
しかし、その後も懲りずにオーゼンに弟子入りを志願したために、根負けしたオーゼンはライザを弟子にしたのです。
その後、ライザは、オーゼンの指導の元、探掘家としての実力を発揮し、あっという間に、達人の称号である「黒笛」そして、オーゼンと同格の「白笛」となったのです。
そして、大人になったライザは、オーゼンとは戦友のような間柄となったのです。そして、ライザは、とうとう、自分の隊を持つほどの探掘家となり、隊員の一人である「トーカ」という男性と結婚しました。
その時、オーゼンに自分が結婚したことを報告に行ったのですが、この時、オーゼンは、何というかとんでもない表情になっています。
なぜ、オーゼンがこのような表情になったのかは、様々な意見がありますが、筆者としては、今まで、子供と思っていた人が、結婚するまで成長してしまったので、かなりビックリしたというところではないかと(身内に子供がいる人は、オーゼンの気持ちがわかると思います)。