“偉大なる航路”の後半の海に“皇帝”のように君臨する4人の海賊“四皇”。
圧倒的な強さを誇る存在でしたが世代交代が続き、ワノ国編では遂にルフィが四皇入りすることになりました。
今回はそんな注目を浴びている四皇について、徹底解説していきます!
四皇の基本情報
まずは、四皇について基本的な情報を振り返りましょう。
四皇とは
ワンピースの世界で四皇とは「偉大なる航路の後半の海に皇帝の様に君臨する四人の大海賊」のことを指します。
四皇として名を馳せる海賊たちは他の海賊と比べても圧倒的に高い懸賞金がかけられており、多数の海賊団が傘下についていたり、多くの縄張りを所有していたりすることが多いです。
そんな四皇たちの戦闘はもはや「戦争」と呼ばれるレベルで、『海軍本部』や『王下七武海』と並んで三大勢力と呼ばれていました。
また、この三大勢力のパワーバランスによって世界の均衡が保たれていたと言えますが、現在は王下七武海が撤廃され四皇の世代交代が続いたことで、ワンピース世界の勢力図や在り方が大きく変わってきています。
四皇に選ばれる基準は?
ワンピースの世界中に強い影響力がある四皇に選ばれる基準は、今だにはっきりとは明かされていません。
ただ、海賊に懸賞金がかけられる(金額が上がる)時と似たような条件である可能性が高いでしょう
- 純粋な強さ
- 海賊団(組織)全体の強さ
- 総合的に判断した時の世界への影響力・政府に及ぼす危険度
これらの条件を基に現四皇の特徴をみてみると、確かにいかに影響力の強い存在であるかがわかります。
シャンクス
- 海軍大将を抑え込めるほどの実力者
- 高い懸賞金アベレージを誇る赤髪海賊団の船長
- ”海賊王” ゴール・D・ロジャーが率いた海賊団の元クルー(見習い)
- 五老星とつながりがある
黒ひげ
- 実質的に白ひげを討ち取った
- 凶悪な犯罪者や海賊がいる黒ひげ海賊団の船長
- 特殊な体質により世界で唯一2つの悪魔の実の能力を手にしている
バギー
- 元王下七武海
- 元王下七武海のクロコダイルとミホークが加入する組織の社長
- ”海賊王” ゴール・D・ロジャーが率いた海賊団の元クルー(見習い)
ルフィ
- 海軍の英雄ガープの孫であり、革命軍トップのドラゴンの息子
- 海賊王と白ひげの息子であるエースと革命軍No2であるサボの義兄弟
- 多数の王下七武海を倒した
- 四皇カイドウを倒した
- 太陽の神ニカの力を持つ悪魔の実の能力者
四皇の懸賞金まとめ
元四皇と現四皇の懸賞金はこちらです。
白ひげ | 50億4600万ベリー |
カイドウ | 46億1110万ベリー |
ビッグ・マム | 43億8800万ベリー |
シャンクス | 40億4890万ベリー |
黒ひげ | 39億9600万ベリー |
バギー | 31億8900万ベリー |
ルフィ | 30億ベリー |
新四皇の伏線
本記事でも触れているように、現在ワンピースの世界では四皇の世代交代が相次いでいます。
しかし、最終章で四皇に数えられている今の4人は連載初期から構想が決まっていたのか、単行本25巻の表紙にはこの4人が描かれており、伏線だったのではないかと言われています。
25巻の表紙には、バギー(左上)、シャンクス(右上)、黒ひげ(左下)、ルフィ(右下)が描かれており、ど真ん中には紙を食べるヤギ、シャンクスの隣には薄い色合いで親方が描かれています。
このメンバーが四皇の伏線であったことは間違いないと思われますが、これに加えてヤギと親方にも以下のような考察がされているようです。
【ヤギ】
- 紙(神)を食べる→神にあだなす存在
- 3枚の紙を食べている→ルフィを含めて”神”の力を持つ悪魔の実の能力者が3人いる
【親方】
- レッドラインの内部に手がかりが隠されている
- レッドラインにトンネルを掘る行為で何かが起こる
旧四皇のメンバー一覧
ここでは、旧四皇についてみていきましょう。
”白ひげ” エドワード・ニューゲート
元四皇1人目は”白ひげ” エドワード・ニューゲートです。
存命のころは世界最強の海賊と呼ばれており、海賊王ゴール・D・ロジャーと唯一渡り合える存在だったと言われています。
最強最悪の海賊ロックス・D・ジーベックが率いたロックス海賊団の元クルーで、ロックス海賊団壊滅後は自身の海賊団を立ち上げ、船員たちのことを息子と呼び家族として大切にしていました。
ルフィの兄であるエースも白ひげ海賊団に所属しており、マリンフォード頂上戦争で2人が亡くなった後は白ひげの故郷スフィンクスに並んで埋葬されています。
ちなみに、ロックス海賊団の船長ロックス・D・ジーベックについては、こちらの記事で詳しく解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!