目次
ベガパンクの正体を考察
本記事の最後に、ベガパンクの正体について考察していきましょう。
ベガパンク”未来人”説
ベガパンク未来人説は、こちらのバーソロミュー・くまのセリフによって考察されるようになりました。
「奴の科学力はすでに…これから人類が500年をかけて到達する域にいるといわれている」
セリフの通り、実際に500年先の未来から来たのではないかと言われています。
ベガパンクは幼少のころ、自分の頭の中の設計図に対して現実が追いついてこないという壁にぶち当たっています。
そのため、500年先の未来では実現できていたものが、現代では実現できずに悩んでいたという事なのではないかと考察されているわけです。
また、ベガパンクの故郷が”未来国”と呼ばれていることにもつながりがあるかもしれません。
もし未来人であれば、タイムカプセルを所有していたか、トキトキの実のようにタイムトラベルできる悪魔の実の能力を使った可能性が高いでしょう。
また、ワンピースの世界ではこれから大戦が起こると言われていますので、ベガパンクはこの時代の大戦に干渉することで未来を変えようとしているという可能性もあるかもしれませんね。
ベガパンク”月の民”説
ベガパンク月の民説は、扉絵連載で登場したツキミ博士の存在から考察されるようになりました。
ツキミ博士はすでに亡くなっていますが、扉絵連載で月にいるエネルと行動を共にしているカラクリロボットを生み出した科学者で、その高い技術力が注目されています。
そんなツキミ博士が生み出したカラクリロボットですが、実は月にも見た目がほとんど同じのカラクリロボットが眠っていました。
そのため、ツキミ博士は月の技術を持っていたと考えられています。
加えて、ツキミ博士の出身国は「”未来国”バルジモア」であることも判明しています。
どちらもルフィたちが住む世界では到底誰も到達できないような領域の頭脳を持ち、故郷の名前が同じであれば、ベガパンクとツキミ博士が全く関係のない人物だとは思えません。
しかし難しいのが、ベガパンクの故郷のバルジモアは冬島の”からくり島”にあるのに対し、ツキミ博士の故郷のバルジモアは雪が降っていない”カラクリ島”にあるという点です。
名前の読み方は同じでも、表記や環境が違うことから、この二つのバルジモアは別々の国ではないかと考えられており、パラレルワールドなのではないかという意見もあります。
二つの島の関係はまだ謎に包まれていますが、少なくともベガパンクが月の技術と同様の技術を持っている可能性は非常に高く、月から移住してきたもしくは月の民の末裔と考えることができそうです。
ベガパンク”革命軍”説
ベガパンク革命軍説は、バーソロミュー・くまとの関係性から考察されるようになりました。
ベガパンクの発明品の中で一番といってもいいほど出番が多いのは、やはりパシフィスタでしょう。
そんなパシフィスタは、革命軍幹部であるバーソロミュー・くまをベースに造られました。
ベースにされたバーソロミュー・くまは現在完全に人格を失ってしまいましたが、人格を失う前、ベガパンクとの間に「麦わらの一味が再集結するまでサニー号を守るというプログラミングを施す」という約束を取り付けていました。
ベガパンクはバーソロミュー・くまとの約束を守ってプログラミングを施し、実際に麦わらの一味再集結までの間バーソロミュー・くまによってサニー号は守られました。
しかし、ベガパンクが心の底から政府側の人間であれば、バーソロミュー・くまとの約束を守る必要はなかったはずですし、麦わらの一味に加担しているとみなされれば自分の身を危険にさらすことにもなります。
バーソロミュー・くまからしても、赤の他人、ましてや革命軍としては対立関係にある政府の科学者に自分の体を明け渡すというのは不自然だと感じる人もいます。
そのため、ベガパンクも実は革命軍に所属しているのではないかと考察されているのです。
ベガパンクについてのまとめ
今回はベガパンクについてみてきましたが、いかがでしたか?
長らく名前とシルエットの登場しかなく謎に包まれていたベガパンクがとうとう1061話で登場し、「悪魔の実についての解説」や「月の技術力」などの謎が明かされるのではないかと期待が高まりますね。
今後、新型パシフィスタ”セラフィム”の登場も増えると思いますので、技術面においてワンピースの世界で唯一無二の存在であるベガパンクの活躍に、これからも注目していきましょう!