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海軍特殊科学班:SSG
ベガパンクが現在所属しているのが、海軍特殊科学班です。
英語表記だと「Special Science Group」で、略してSSGと呼ばれています。
SSGという名前は海軍大将である藤虎と緑牛の会話の中で登場しましたが、組織としての登場はまだなく、詳細は不明です。
しかし、新型パシフィスタ「セラフィム」についてはSSGの発明であることが判明しています。
研究内容
ベガパンクがこれまでに研究してきた内容をみていきましょう。
海楼石の加工
巨大な海王類の住処であるカームベルトも、軍艦の底に海と同じエネルギーを発する海楼石を付けることで素通りすることが可能になりました。
人工生物
パンクハザードで、護衛用にドラゴンを造り出しました。
悪魔の実を物に食べさせる
悪魔の実の伝達条件を研究したことにより、その後無機物にも悪魔の実を食べさせることができるようになりました。
サイボーグ
バーソロミュー・くまを元にした人間兵器パシフィスタを開発しました。
バーソロミュー・くま型はプロトタイプで、現在はセラフィムと呼ばれる新型が登場しています。
パシフィスタについては、本記事でも後ほど詳しく解説・考察していきます。
血統因子
「生物の設計図」である血統因子を発見しました。
この血統因子は、ジェルマ66のクローン兵や後述の人造悪魔の実の開発などにも利用されています。
人造悪魔の実
ベガパンクは前述の血統因子を応用し、人造のウオウオの実を造っていました。
作中では失敗作と呼ばれていますが、幻獣種であるウオウオの実の能力を再現できているところも多く、何をもって失敗作とされているのかは判明していません。
元になったウオウオの実については、こちらの記事で詳しく解説・考察しています。
なお、シーザーもベガパンクの血統因子の技術を応用して人造悪魔の実を造り出しており、こちらはSMILEと呼ばれています。
人造悪魔の実SMILEについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください!
その他:人体の巨大化
シーザー曰く「また人体の巨大化に失敗したそうだな!!」とのことで、成功はしていなかったようですが、ベガパンクも研究していたようです。
ベガパンクの主な功績「パシフィスタ」
次はベガパンクの功績の中でも特に注目されているパシフィスタについてみていきましょう。
バーソロミュー・くまをベースにしたプロトタイプ
パシフィスタとは、ベガパンクが造り出した人間兵器のことです。
プロトタイプはバーソロミュー・くまをモデルに造られており、全ての個体がバーソロミュー・くまの見た目をしています。
パシフィスタの製造番号はバーソロミュー・くまの「PX-0」を始めとして、「PX-〇〇(数字)」で表されます。
プロトタイプの性能は以下の通りです。
- 鋼鉄以上の硬度を持つ身体
- 口と両掌から鉄をも溶かす高熱のレーザーを発射できる
- 両目に賞金首の顔・名前・懸賞金の識別機能
なお、バーソロミュー・くまについてはこちらの記事で詳しく解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!
また、1061話で「ベガパンクに用がある」と話していたジュエリー・ボニーは、バーソロミュー・くまの娘ではないかと考察されています。
詳しくはこちらの記事で解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!
完成版パシフィスタ”セラフィム”
完成版のパシフィスタは、セラフィムと呼ばれています。
詳しいことはまだ判明していませんが、セラフィムには血統因子の技術が応用されていると思われます。
セラフィムのベースはルナーリア族のキング
まず、セラフィムのベースはルナ―リア族のキングだと思われます。
セラフィムは現在2体登場しているのですが、2体ともルナ―リア族の「白い髪、褐色の肌、黒い翼、発火する背中」という特徴を持っています。
キングはかつて政府の実験施設に囚われていたため、その時に血統因子を抽出されたのでしょう。
キングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
こちらの記事ではルナ―リア族について考察していますので、ぜひチェックしてみてください!
セラフィムのモデルはハンコックとミホーク
現在登場している2体は、見た目が幼少期のハンコックとミホークにそっくりです。
ハンコックに関しては、本人の幼少期を知る兄弟の口からそっくりだと語られているため、ハンコックをモデルに造られていることは間違いないでしょう。
二人は元王下七武海で政府と接触する機会が多かったため、王下七武海だった時に血統因子が抽出されていた可能性が高いと思われます。
他の元王下七武海のセラフィムが登場する可能性
ハンコックとミホークによく似たセラフィムが登場した以上、他の元王下七武海のメンバーのセラフィムが存在している可能性は高いでしょう。
セラフィムを開発している最中のベガパンクを訪ねていた海軍大将藤虎は、「”王下七武海”はもう要らねェ………!!!」と発言しており、これは「新しく王下七武海に取って代わる存在がいるため、もう要らない」という趣旨の発言だったと思われます。
このことからも、少なくとも元王下七武海分のセラフィムの用意がある、もしくは開発途中である可能性が高いでしょう。