マーシャル・D・ティーチの正体と目的を考察

それでは本記事の最後に、謎に包まれているティーチの正体と目的を考察していきましょう。

悪魔の実を二つ手にできる理由と正体の説まとめ

ティーチの最大の謎といえば、悪魔の実を2つ手に入れることができた“異形”と呼ばれる体の構造です。

これについては様々な説でティーチの正体が考察されています。

ケルベロスの悪魔の実の能力者説

ケルベロスと言えば、地獄の番人として有名な3つ首の猛犬です。

他の説にも通ずる話ですが、ティーチが複数の悪魔の実の能力を所有できるのは、頭や人格が複数あるからではないかと言われています。

ケルベロスも頭が3つあるということで、「イヌイヌの実 幻獣種 モデル“ケルベロス”」「ヤミヤミの実」「グラグラの実」の3つを所有しているのではないかと考察されているのです。

黒ひげ海賊団の海賊旗が3つ首のドクロであることも、この説が有力とされている根拠の一つでしょう。

また、二人称や歯並びがシーン毎にコロコロと変わっていたり、ティーチが持っている銃が3丁なのも根拠です。

クラーケンの悪魔の実の能力者説

ケルベロス説と並んで考察されることが多いのは、クラーケンの能力者説です。

クラーケンは巨大なタコの怪物ですが、タコは3つの心臓を持っています。

そのため、ケルベロスと同様に「タコタコの実 幻獣種 モデル“クラーケン”」「ヤミヤミの実」「グラグラの実」の3つを所有しているのではないかと考察されているのです。

また、黒ひげ海賊団の海賊旗の骨の数は8本で、タコの足の本数と一致します。

3つ首のドクロというのも3つの心臓と数字は一緒です。

歯並びがよく変わるのも、サメの魚人のアーロンは何度も歯が生え変わっていたことから同じようにすぐに生え変わっているとしたら説明できます。

マーシャル・D・ティーチの目的

おれの時代だァ!!!!
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ティーチの現在の目的は海賊王になることで間違いないでしょう。

ロードポーネグリフを求めてハートの海賊団を襲撃していますし、古代文字が読める可能性のある三ツ目族のプリンを誘拐しているのもその証拠です。

しかし、海賊王が最終的なゴールであるかどうかと言われると、少し足りない気がします。

ティーチはグラグラの実の能力を手に入れた後「おれの時代だァ!!!!」と叫んでいるのですが、これこそが最終的な目的なのではないでしょうか。

ティーチが海賊王になって、「なったぞ!やったー!」で終わるところはあまり想像できませんよね。

海賊王という称号を手にいれ、その富と名声を利用して世界征服するというぐらいの方が雰囲気に合っている気がします。

それこそ、かつてロジャーと渡り合ったロックス・D・ジーベックのように“世界の王”ぐらいの目的があるのかもしれません。

ロックスとロックスが率いた海賊団については以下の記事でも詳しく解説・考察しています。

こちらも併せてぜひチェックしてみてください!

マーシャル・D・ティーチについてのまとめ

今回はマーシャル・D・ティーチについてみてきましたが、いかがでしたか?

ワンピース最終章では、ルフィと対照的なティーチが最後の敵として立ちはだかるのではないかと言われています。

実際に、黒ひげ海賊団は急激に勢力を拡大しており、かなりの強敵になっています。

ティーチの体の構造の謎や能力者狩りの方法など、これからどんどん情報が明かされていくと思いますので、今後の展開に期待していきましょう!

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