【ワンピース】ドレークの登場回について解説

初登場はワンピース第498話

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ドレークは、原作498話シャボンディ諸島編にて初登場しました。
ウルージとキラーの戦闘に割って入るなど、その実力を見せつけます。

その後ルフィが天竜人を殴ったことで、バスターコールは発動。
海軍本部から大将の黄猿や、パシフィスタが派遣されることになります。

パシフィスタと対面した際は、「ここまで形になっていたとは」と、海軍の内部事情に詳しい描写が見られます。
更に黄猿と対面した際は、「黄猿と出逢うつもりはなかった」と口にするなど、本来の立場故の発言も出ました。

その後パシフィスタに続き黄猿と対戦することとなりましたが、なす術もなく吹き飛ばされてしまいます。
しかし海軍には捕縛されなかったようで、頂上戦争の行方を見届けていました。

ワノ国編で再登場

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ドレスローザ編でも僅かながら登場しましたが、本格的な再登場はワノ国編からとなります。

百獣海賊団の幹部「飛び六胞」として、ルフィ達潜伏者の追跡にあたりました。
その後はコビーにカイドウ、ビッグ・マムの四皇同盟を伝えるなど、本来の任務を果たす場面が見られました。
また捕らえられていたローを牢屋から逃すなど、密かに暗躍します。

しかしその行動から、「裏切り者」であることがバレてしまいました。
クイーンや他の「飛び六胞」に囲まれ、絶体絶命かと思われた時、コビーが信頼を寄せていたルフィの存在を思い出します。

そしてなんとか包囲網を抜けた後、ルフィと共闘することを選びました。その後はCP-0と戦闘し重症を負いますが、なんとか戦闘終了まで生き延びたようです。

【ワンピース】ドレークの能力について解説!

悪魔の実の能力は恐竜!?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ドレークの有する悪魔の実の能力は、世にも珍しい「動物系古代種」です。
既に絶滅した生物をモデルにしており、ドレークはリュウリュウの実モデル"アロサウルス"に変身できます。

まず恐竜系の能力者の共通する特徴として、異常な頑丈さが挙げられるでしょう。
作中でドレークはパソフィスタのビームを受けても倒れず、サンジの蹴りにも怯ませんでした。

またダウンしてもすぐに復活できる様子から、回復力も優れているようです。

次にアロサウルス特有の能力としては、鋭利な牙が挙げられます。
パシフィスタと対戦した際は、強固な頭部を噛み砕かんとするほどの、鋭さを見せつけました。
他にも巨大な尻尾や、図体を活かした戦いを得意としています。

そして動物系には、人型と獣型の中間形態である人獣型が存在しますが、バランスの取れた形態のため目立った特徴はありません。
しかし元々剣技に長けたドレークなので、バランスの取れた人獣型でも活躍を見せています。

覇気も使用可能

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

作中の戦闘でドレークは覇気を使用する描写は見られませんでしたが、間違いなく覇気も使用可能だと思われます。

以前扉絵連載として行われていた「カリブーの新世界でケヒヒヒヒ」において、ドレークがカリブーを倒す一幕が見られました。

カリブーはヌマヌマの実という、「ロギア系」の能力者です。
当然ロギアの能力者を倒すには、覇気が必要になってきます。
そのため、ドレークが覇気を使えるというのは、間違いないと見ていいでしょう。

また四皇幹部であるドレークが、覇気を使えずそこまで成り上がれたとも考えられません。
カイドウは「覇気が全てを凌駕する」と語るほど、覇気の重要性を知っています。

ですので、幹部に覇気を使えない人間を選ぶとは、考えられないのです。

【ワンピース】ドレークの過去について考察!

父も元海軍で海賊

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

海兵でありながら海賊のドレークですが、実はドレークの父も元海兵で海賊でした。

ドレークの父の名前はディエス・バレルズ。
幼少期のドレークは海軍将校だった父に憧れ、海兵になる夢をもっていたそうです。

しかしある時を境にバレルズは海賊となり、ドレークにも暴力を振るうようになります。
まるで息子を奴隷同然の扱いをするバレルズでしたが、ドレークはかつての父を信じて言いなりとなっていました。

そんな父に怯えるドレークの姿は、19歳ながら「少年のようだった」と語られています。

しかし本編から13年前に、バレルズがオペオペの実を手に入れたことで、彼らの運命は大きく変わって行くのです。

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