【ワンピース】ヨミヨミの実の能力と技を総まとめ!覚醒したら最強になる!?
出典:『ONE PIECE』 (C)尾田栄一郎 / 集英社

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漫画、アニメ共に大人気作品「ワンピース」に登場する悪魔の実の一つ「ヨミヨミの実」。主人公ルフィ率いる麦わらの一味の音楽家「ブルック」が食べたことで知られています。

当記事ではヨミヨミの実の能力や秘密について考察していきます。

ヨミヨミの実とは?

最初に、ヨミヨミの実とは一体何なのか。その能力について解説していきます。

ヨミヨミの実の能力について

ヨミヨミの実とは、超人系悪魔の実の一つで、食べたら「死後に自身の魂を操り、黄泉の国と通じることが出来るようになる」という能力を得ることができます。

具体的には、下記のことができるようになります。

  1. 死後に一度だけ蘇ることができる
  2. 魂を自分の身体から抜き幽体離脱ができるようになる
  3. 抜けた魂は壁などの物体をすり抜けて移動することができる
  4. 他人の魂に直接干渉することが出来る
  5. 黄泉の冷気をこの世に伝える

次の見出し以降では、より詳細な能力の情報についてお伝えしていきます。

死後に蘇ることが出来る

ヨミヨミの実、ブルック
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ヨミヨミの実の能力で最も特徴的な能力が、「死後に一度だけ蘇ることができる」というものです。

前述の通り、ヨミヨミの実の能力は「死後に自身の魂を操り、黄泉の国と通じることが出来るようになる」というもので、自身の魂を強力なエネルギーという形で操り、死後の身体に入ることで復活することが出来るという仕組みです。

この特性上、実体は魂のエネルギーにのみ存在するため、器となっている身体が傷ついたとしても全く問題がなく、臓器がないとしても生命活動を行うことが可能になります。

現に能力者であるブルックも、すでに身体は白骨化しており、傷がついたとしても牛乳を飲むだけで回復するといった姿を見せています。

ただ、悪魔の実の能力であることに変わりはないので、泳げなくなるという呪いは変わらず、水に浸かると思うように身体が動かせなくなるという弱点がありますので、不死身になったというわけではないでしょう。

生きている間は能力を使えない

ヨミヨミの能力は死後に発動する能力ですので、生きている間は能力を行使することができません。なので、生きている間は泳げなくなるという呪いだけが存在する状態になり、ただのカナヅチ人間になります。

数ある悪魔の実の中でも、ヨミヨミの実はかなり特殊な部類に入ると言われていますが、死後にのみ発動するというのが唯一無二の特徴と言えるでしょう。

ヨミヨミの実の能力者ブルックについて

次に、ヨミヨミの実の能力者であるブルックについて解説していきます。

ブルックは麦わらの一味の音楽家

ブルック
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ブルックは、主人公ルフィ率いる麦わらの一味で音楽家をしています。

260cmを超える長身とアフロヘア、そして全身骨のみの姿が特徴の人物で、物語としては、スリラーバーク編442話に初登場しています。

性格は非常に陽気で紳士な人物ですが、その本質は任侠と漢気溢れる性格で、ルフィに対し大きな忠誠心を抱いています。

また、一度死んで蘇っているため麦わらの一味では最年長であり、ロードポーネグリフをビッグマムから奪うといった偉業を成し遂げても飄々とした態度でいたり、ビッグマム に対して「お嬢さん」という言葉を使うなどといった年相応の余裕も持ち合わせているような人物です。

ブルックの過去

ブルック 過去
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

生前はルンバー海賊団の音楽家兼剣士として活躍しており、鼻唄のブルックと恐れられる実力を持つ人物でした。

52年前、ウエストブルーを航海中、一味は群れからはぐれたアイランドクジラの子供と出会い、その子を元気付けるために演奏会を開きます。結果、演奏を気に入られ懐かれてしまい、一味はその子に「ラブーン」という名をつけて一緒に航海をします。

しかし、いよいよグランドラインに向けて出航するというところで、ここから先は危険であり幼いラブーンを連れてはいけないと判断し旅から離すことに。

最初は無理やりにでもラブーンを引き離すつもりだったが、ラブーンはグランドライン手前の双子岬までついて来てしまったため、その度胸を称え、宴会を開き、「世界一周を終えたら必ず戻る」という約束をし、ラブーンと別れることに。

順調にグランドラインで航海を続けていた一行でしたが、ある時、船長含め数名の船員が未知の病に倒れ、これ以上の航海は不可能な状態になってしまいます。ここで船長はグランドラインからの離脱を試みると宣言。

ブルックは「いつか笑顔で再会しよう」と言い残し、新しい船を手に入れ「船長代理」として航海を続けますが、「魔の三角地帯」に迷い込み、他の海賊団と交戦し大敗します。

船は制御不能な状態になり、船員の半数は死亡、残されたブルック含む船員も敵の毒による攻撃を受け、致命傷を負ってしまいます。

余命残りわずかの中、船員たちはラブーンとの再会という約束が果たせないことを心残りに思いますが、ブルックが食べた「ヨミヨミの実」の能力を信じ、最期は全員で「ビンクスの酒」を合唱しながら落命します。

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