ゴッド・バレーを消したのは古代兵器ではない?

ガープとゴッドバレー事件
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

そして、マザーフレイムを古代兵器の動力源とすると、ひとつ矛盾が生じる説があります。
それは「コッド・バレーは古代兵器によって消された」ということ。

ゴッド・バレーといえば38年前にロジャーとガープが共闘して、ロックス海賊団を打ち破った島ですが、既に地図からは消えています。

しかし、仮に古代兵器による攻撃であれば、ルルシアのように大穴が海面にできるはずですが、そのような事象は報告されていません。

また、マザーフレイムが開発されたのは直近の出来事なので、38年前のコッド・バレー事件の際に古代兵器は使用できなかったはずです。

ゴッド・バレーについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!

マザーフレイムがなければ古代兵器は動かない?

研究所を傷つけないと約束する五老星
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

前述した理由から、古代兵器はマザーフレイムがなければ稼働できない状況にあるのでは?と考えられます。

ドラゴンが「なぜ今まで使わなかった?」と語っていた通り、いつでも使えるのであれば何度も使う機会はあったはずです。
その答えはシンプルで「使えなかったから使わなかった」というのが正しいでしょう。

他にも1089話の五老星による「マザーフレイムはお前にも作れるんだな?」という発言。
仮にマザーフレイム=兵器であるなら、2個目を欲しがる利用はないですよね?
既に手元にある訳ですから。

またドラゴンがベガパンクについて「人殺しの道具を作るとは思えない」と語ったことから、殺戮兵器とは考えにくいです。

マザーフレイムと巨大な大穴についての考察まとめ

現状マザーフレイムについてあまり情報が出ていないため、考察以上の情報を語ることは難しくなっています。

しかし、作中のセリフを紐解くと、古代兵器の動力源であることや、今まで古代兵器を使えなかった事情が見えてきて面白いですね。

すぐに答えは明かさなくても、答えに辿り着けるようヒントが残されているのも、「ワンピース」の面白いところですね。

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