宿儺の本当の術式は料理の術式?

平安時代の宿儺のイメージ
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

両面宿儺の術式は、料理に関連した術式とする考察もあります。
宿儺の最大の喜びは食べる事であり、発言も食べる事や調理に関連した言い回しが多いです。

118話で伏魔御廚子を使用した際は、「万死の厨房、現る!!」と煽り文がつきました。
御厨子は台所を表す言葉でもあるため、宿儺の術式が料理に関係したものである可能性は高いです。

宿儺の術式が相手を料理するものと考えるなら、斬撃で切り刻んだ後に炎で調理するとも解釈できます。
この解釈なら、斬撃と炎が1つの術式と考えられます。

斬撃の術式は包丁のイメージも登場しており、「解」と「捌」は別の包丁が対応していました。

伏黒に受肉して十種影法術も使用可能に

両面宿儺の十種影法術は伏黒のものより強力

両面宿儺が呼び出した鵺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

両面宿儺は、伏黒恵に受肉することで十種影法術も使えるようになりました。
さらに、宿儺の使う十種影法術は伏黒の使うものよりも強力です。

伏黒の呼び出す式神は全て使役可能と思われ、ぬえを呼び出した際は体が大きく能力も強力になっています。
玉犬ぎょくけんは液状の形で顕現させることで、高度な運用を行っています。

また、伏黒が調伏していなかった円鹿まどか貫牛かんぎゅうも召喚しています。
最強の式神八握剣異戒神将魔虚羅やつかのつるぎいかいしんしょうまこらも調伏済みで、魔虚羅の力で万を倒しました。

魔虚羅の適応能力を自分の体で使える

万を攻撃する魔虚羅(まこら)
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

両面宿儺は、魔虚羅を呼び出せるだけでなく適応能力を自分の体で使うことも可能です。
魔虚羅はあらゆる事象に適応する能力があり、攻撃を受けた能力に対応できるようになります。

宿儺は適応の肩代わりをすることができ、宿儺自身が受けた攻撃に魔虚羅が適応することが可能です。
ただし、適応したのはあくまで魔虚羅なので、宿儺自身が能力に対応できるわけではありません。

無量空処に適応した魔虚羅は無量空処を破壊できましたが、宿儺自身は0.1秒でかなりのダメージを受けていました。

また、肩代わりは宿儺だけでなく、宿儺が受肉した人間の魂に肩代わりさせることも可能です。
五条悟ごじょうさとるとの戦いでは、伏黒の魂に肩代わりさせることで無量空処の適応に成功しました。

伏黒の領域展開も使える可能性が高い

伏黒の領域展開
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

両面宿儺は、伏黒の領域展開・嵌合暗翳庭かんごうあんえいていも使える可能性が高いです。
最新231話の時点で、宿儺は伏魔御廚子以外の領域展開を使用していません。

複数の領域展開を使用したキャラはいないため、宿儺でも使えるのか疑問視する意見もあります。
ただ、領域展開は術式を付与した結界に、相手を閉じ込めて攻撃する技です。

2種類以上の術式を使いこなしている宿儺なら、2種類の領域展開を使えても不思議ではありません。
羂索は複数の術式を使いこなし、体を乗っ取った相手の術式を付与した領域展開を使用していました。

宿儺も伏黒を乗っ取った状態なので、伏黒の領域展開が使える可能性は高いです。
伏黒の未完成な領域展開ではなく、十種影法術を使った新しい領域展開を披露する可能性もありそうです。

以下の記事では伏黒恵の領域展開について詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

両面宿儺の領域展開についてまとめ

両面宿儺の領域展開について詳しく解説しました。
両面宿儺の領域展開や術式は強力なだけでなく、まだまだ謎も多いです、

呪術廻戦の物語も終盤になり、両面宿儺の謎も明らかになってくるでしょう。
五条悟との戦いも激しさを増していますが、炎の術式が使用されるのかも気になるところです。

呪術廻戦の今後の展開に注目しましょう。

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