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ルッチの「ネコネコの実」も神と関係がある?
また筆者はエネル以外にも真の名前を隠した能力者がいると考えています。
それがルッチです。
ルッチの有する悪魔の実の能力は「ネコネコの実」。
そして猫と言えば、古代から神聖な生き物として崇められてきました。
例えば古代エジプトにおいて崇められた猫の女神として、バステトが挙げられます。
そしてバステトを信仰していた地域は、猫をミイラにして埋葬していたりと、猫と神は古来から切っても切れない間柄でした。
そのため、ルッチの有する能力が猫の神に関する能力である可能性は十分に考えられます。
五老聖サターンの能力もモチーフは神?
筆者は五老聖の1人、サターン聖の能力も神に関係するものであると考えています。
サターン聖といえばその姿から、西日本に伝わる妖怪・牛鬼をモデルにした能力ではないか?と考察されていますね。
そして牛鬼は妖怪でありながら、神との関連性を示唆した説が多く残っている存在です。
例えば信仰されなくなった神が怨霊として変化した姿、水神の化身であるなど、元は神であったとする説も多く見られます。
そのため、サターン聖の能力も、牛鬼に残る信仰の要素を踏襲している可能性が高いでしょう。
サターン聖の能力について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
羽衣の色の違いは思想の違い!?
海賊と政府側の人間で羽衣の色が違う
特定の能力者が纏う羽衣ですが、もうひとつ大きな謎が隠されています。
それは能力者によって羽衣の色が違うことです。
例えばルフィとヤマトは神聖な白色、ルッチとサターン聖は黒色。
ここまで来ればお気づきの方もいますよね?そう、政府側の人間と海賊で羽衣の色が分かれているのです。
エネルの羽衣は黄色ですが、そもそもどちらにも属さない人物であるため今回はあえて触れません。
ここからはなぜ政府と海賊で羽衣の色が分かれているのか?について考察していきます。