【チェンソーマン】デンジとポチタの関係性

幼少期に傷ついたポチタとデンジが契約

出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

作中でチェンソーの悪魔となって活躍するデンジですが、その影には相棒であるポチタの存在があります。
ポチタはデンジが契約した「チェンソーの悪魔」です。

その出会いは幼少期、デンジの死の直後でした。デンジがヤクザに無茶な取り立てを迫られ、絶望していた際に瀕死のポチタと出会います。

死を覚悟していたデンジでしたが、瀕死のポチタを見て「まだ死にたくない」と強く渇望しました。

そしてポチタに血を与え契約することで、デビルハンターとして生きていくことを決めます。

ポチタについての詳細な記事はこちらをご覧ください。

ゾンビの悪魔に殺された後ポチタと同化

出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

ポチタと出会いデビルハンターとして雇われることで、ヤクザに生かされていたデンジ。

しかし、ヤクザが力を欲しゾンビの悪魔と、デンジの命を代償に契約したことで、デンジはポチタ諸共殺されてしまいます

体を切り刻まれ凄惨な最後を遂げたデンジですが、ポチタがデンジの血を飲み復活。
そして、デンジに自らの心臓を捧げ一体化する契約を結んだことで、デンジを息を吹き返します。

これ以降デンジとポチタは文字通り一体となって、戦っていくことになりました。

ポチタとの同化でチェンソーの悪魔へ変身可能に

出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

デンジはポチタと契約することで生き返りましたが、ただ生き返った訳ではありません。

ポチタとの契約以降デンジは胸のスターターを引くと、チェンソーの悪魔へ変身可能となりました。

なお、この形態になる際に頭や腕からチェンソーが生えてきますが、体を引き裂いて出現するため、デンジ自身に相当な痛みが伴います。

また1回の変身で相当出血するようで、変身後は貧血で倒れる様子も見られました。

ちなみに、貧血になるとスターターを引いても中途半端にチェンソーが生えて来るだけで、完全には変身できません。
そのため、血を接種しない限りは、1日に何度も変身できないと思われます。

【チェンソーマン】デンジの能力・強さについて解説

チェンソーの刃で敵を切り倒す

出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーの悪魔になったデンジの攻撃方法は、主に腕と頭部に生えたチェンソーの刃です。

かなりの切断力を有しており、作中で切れなかったものはほぼありません。
また足からも生やすことが可能で、作中では上半身のチェンソーに意識を逸らして、足のチェンソーで意識外の攻撃を行っていました。

更にチェンソーのチェーンを伸ばすことで、ビルの間を高速移動したり、敵を拘束することも可能です。
攻撃力が高く、汎用性もある。無難に強い悪魔の能力のひとつと言えるでしょう。

ポチタと分離出来る

出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

またデンジとポチタだけが見せた能力として、心臓の分離と肉体の生成が挙げられます。
端的に解説すると、デンジはポチタの心臓さえあれば死にません。

肉体からポチタの心臓を切り離しても、ポチタから新たに肉体を生成することが可能なのです。

これを利用して、作中では宇宙空間から地球へ心臓だけ投げ、大気圏内に入ってから肉体を生成して生還。

最終決戦ではむしろ生成した肉体を囮に、心臓を分離したデンジの肉体を忍ばせ、マキマの油断を誘いました。

ただ、基本的に心臓を分離した方の肉体は動けなくなるようで、何らかの方法で血液を確保していないと死に至るようです。

不死身に近い耐久性

出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

そして、ここまで挙げたデンジの強みが成立している理由は、デンジの不死性にあります。

これはデンジだけでなく、人間と悪魔が一体化している存在に見られる能力です。

デンジは胸のスターターを引けば、何度でも蘇ります。
例え下半身が吹き飛んでいようと、頭が切断されていようと、エンジンさえ吹かせば何度でも生き返るのです。

勿論腕を切断したり、頭を吹き飛ばして行動不能にすれば、スターターを引けないため実質死んだような状態に陥ります。
しかし、スターターを引いてくれる仲間さえいれば、デンジは何度でも敵と戦うことが可能です。

【チェンソーマン】デンジの目的とは?

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