【ワンピースネタバレ考察】グロリオーサの想い人が判明!?アマゾンリリーの恋煩いについて考察
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

九蛇海賊団のご意見番であり、アマゾン・リリー先々々代皇帝のグロリオーサ。
かつて恋煩いを発症し島を出たとされていましたが、意中の相手は長らく伏せられてきました。

今回はグロリオーサが恋した相手と、アマゾン・リリーの恋について考察していきます。

グロリオーサ(ニョン婆)の想い人はロックス!?

グロリオーサは恋煩いで島を出た

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

アマゾン・リリーの先々々代皇帝だったグロリオーサですが、1度は皇帝の座を捨て海へ飛び出しています
その理由が恋煩い。

恋に落ちた苦しみで命を落としかけたため、意中の人を追いかけ海へ出たと語られています。
その後、15年前まではシャボンディ諸島でレイリーやシャッキーと過ごしていたようですが、そこに至った動向は明かされてきませんでした。

しかし、1096話の過去回想で、なんとロックス海賊団の一員として活動する姿が描かれたのです。

九蛇海賊団を抜けてロックス海賊団へ

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

グロリオーサは38年前のゴッド・バレーに、ロックス海賊団として訪れていました。

このことから皇帝の座を捨ててまで海へ飛び出したのは、ロックス海賊団に参加するのが目的だったのでしょう。
なぜなら、意中の相手がロックス海賊団に参加していたから

そして、その相手こそロックスだったのではないか?と私は考えています。

白ひげやカイドウなど、多数の強者を従え、世界の王を目指した最凶の海賊。
アマゾン・リリーの皇帝が惚れるのに、相応しい相手だと思いませんか?

ロックスについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


ロックスが女ヶ島を訪れた?

なぜグロリオーサとロックスの接点が生まれたのか?については、まだ明かされていません。

海賊同士の出会いなら、海上の戦闘で出会って惚れて、そのまま駆け落ちと考えるのが普通でしょう。

しかし、グロリオーサは「島を捨てて」と語っているので、島から彼女が出ていく過程があったはず。
それに残虐の限りを尽くした海賊団と海で敵として出会って、まともに生き残れるはずがありません。

そのため、何らかの形でロックスが女ヶ島を訪れ、それにグロリオーサがついて行ったと考えるのが自然です。

シャッキーとロックスの関係性について考察

40巻SBSで2人の関係性は示唆された

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

実はアマゾン・リリーにはもう1人、ロックス海賊団との関係性が示唆されている人物がいます。
それがグロリオーサの次のアマゾン・リリー皇帝で、レイリーのパートナーであるシャッキーです。

作中では未だロックスとシャッキーを結びつけるものはありませんが、原作40巻のSBSにてロックスとの関連性が匂わされていました。

そしてシャッキーがアマゾン・リリーの皇帝から離れたのも、恋煩いが原因と語られています。

そのため、シャッキーが島を離れた原因は、ロックス海賊団に惚れた相手がいたからでは?と考えられてきました。

シャッキーもロックスに惚れていた?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

グロリオーサがロックス海賊団に所属していた理由が恋煩いならば、シャッキーがロックスと関連性があったのも同じ理由でしょう。

しかしアマゾン・リリーの皇帝が、2代に渡ってロックスに惚れ引き抜かれるとは考え難いです。

しかもグロリオーサがロックスと出会ったのは、皇帝から離れる前なので、当然次代皇帝だったシャッキーがロックスと出会う余地はありません。

このように、まだロックスと九蛇の関連性に関しては、多くの謎が隠されています。


九蛇海賊団の時系列に矛盾?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

シャッキーがロックス海賊団に関わっていたのは間違いないと思われますが、所属していたとすると、少し矛盾が生じます。

というのも、ゴッド・バレー事件が起こったのは38年前。
シャッキーが海賊から足を洗ったのは40年ほど前と、時期が合っていません。

ただこの時期の設定はかなり曖昧で、後年描かれると全く違う描写になっていることも多々あります

例えば「FILM RED」で描写されたゴッド・バレー直後のロジャーと、1096話で描かれたロジャーのデザインが違う。
カイドウの回想時より、1096話のカイドウが老け顔など、かなり設定に荒さが見られます。

そのためシャッキーに関しても、設定が変更されるという可能性は十分考えられるでしょう。

シャッキーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

アマゾン・リリー皇帝はDの血に惚れる?

ハンコックの代までDに惚れている

ロックス
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

グロリオーサからハンコックに渡り、恋煩いで苦しんできたアマゾン・リリー皇帝。

グロリオーサとシャッキーの惚れた相手がロックスの可能性が高まり、ある共通点も見えてきました。

それはアマゾン・リリーの惚れる相手は、Dの一族であるということです。

例えばハンコックの意中の人は、モンキー・D・ルフィ。
そしてロックスのフルネームは、ロックス・D・ジーベックです。

そしてアマゾン・リリーがDの一族を好むのは、彼女達の祖先にあたる人物が関係していると思われます。

リリィ女王と関係がある証拠?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

アマゾン・リリーがDの一族を好むのは、彼女達の祖先がDの一族だからだと考えます。
その人物こそネフェルタリ・D・リリィ、ビビの祖先です。

リリィ女王は世界政府の設立にも関わった人物ですが、設立後自国であるアラバスタには帰還しなかったとされています。

ではリリィ女王はどこへ去ってしまったのか?
その可能性の1つが海賊となり、アマゾン・リリーを建国したという説です。

リリィとリリー。
現状名前の一致でしかありませんが、「ワンピース」という作品において意味もなく名前が一致することはあるのでしょうか?

先代皇帝の死にもDが関係している?

ゴムゴムの実
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

3人もの皇帝がDの一族に恋をしたわけですが、では名前もわかってない先代皇帝は誰に恋をして、死に至ったのか?

死に至るということは当然恋が成就しなかったから、と考えるのが妥当でしょう。
それ以外で現状先代について分かっているのは、ハンコックが皇帝に即位した13年前には亡くなったであろうことだけ。

そして、この時期に活躍したDは未だ登場していないため、先代皇帝の恋相手は考察しようがありません。

しかしひとつ気になる事実もあります。
実はゴムゴムの実がシャンクスに盗まれた時期も13年前です。

後にハンコックが恋に落ちる相手が力を手に入れた時期と、先代の死が重なっているという事実。
これらに関係性があるのかもしれません。

アマゾンリリーとロックスの関係性についての考察まとめ

ここまでアマゾン・リリーとロックスの関係性について考察してきましたが、いかがだったでしょうか?

シャッキーとロックスの関係性については以前からも考察されてきましたが、まさかグロリオーサまで関わっているとは驚きでした。
また、若い頃はかなりの美人だったことにも驚かれされます。

ロックスとグロリオーサの関係性。
そしてグロリオーサは老けたのに、なぜシャッキーは若いままでいられるのか?謎が深まるばかりです。

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