11人の宇宙飛行士の死体は人類の敗北を意味している?
闇の悪魔が登場した際、闇の悪魔を崇めるように祈りを捧げる宇宙飛行士の死体が描かれています。
宇宙飛行士の死体は11人分あり、体は上下に分断されて並べられていました。
宇宙飛行士は宇宙という闇の世界を切り拓く存在であり、宇宙飛行士の死体を描くことで人類が闇に敗北したことの象徴にしたと考察できます。
チェンソーマン第一部は1997年ですが、現実の世界でも1997年にまでに11人の宇宙飛行士が事故死しています。
作中で描かれた死体と実際に亡くなった宇宙飛行士の人数が、同じなのは意図的でしょう。
蛙(カエル)の鳴き声は闇の象徴?
闇の悪魔が現れる直前に蛙が泣いているのは、蛙の鳴き声が暗闇で良く聞こえる音だからだと思われます。
作中では唐突に蛙が描かれ、その直後に闇の悪魔の姿がはっきりと描かれました。
夜行性の蛙は夜に鳴く生き物を代表する存在であり、闇の到来を告げているのかもしれません。
一方マキマが小動物を操るという設定から、マキマが蛙を使って闇の悪魔を監視していたという説もあります。
闇の悪魔の目的やその後について考察
チェンソーマン(ポチタ)の心臓を食べて最強になるのが目的?
闇の悪魔は、チェンソーマンの心臓を手に入れて最強になることだったのかもしれません。
闇の悪魔とサンタクロースの契約の対価は、チェンソーマンの心臓でした。
契約の対価は基本的に悪魔が決めており、闇の悪魔がチェンソーマンの心臓を要求した可能性が高いです。
悪魔は強い悪魔の肉片を食べることでより強くなり、食べた悪魔の能力が手に入る場合もあります。
チェンソーマンは悪魔に最も恐れられる悪魔と呼ばれており、本来の力は闇の悪魔より上かもしれません。
また、チェンソーマンには食べた悪魔を存在ごと消滅させる能力もあります。
闇の悪魔の目的はチェンソーマンの心臓を食べてより強くなること、あるいは悪魔を消滅させる能力を手に入れることだったのかもしれません。
チェンソーマン(ポチタ)関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
第二部で闇の悪魔編が描かれる可能性も
闇の悪魔は、第二部で再登場するかもしれません。
第二部は現世の物語で舞台が地獄に移る可能性は低いと思われます。
しかし、地獄と現世を行き来する方法があるため、一度も死を経験していない超越者でも地獄から現世に来ることは可能です。
すでに根源的恐怖の名を持つ落下の悪魔は、地獄から現世にやって来ています。
落下の悪魔は世界を最悪の恐怖に導く1人目の悪魔とされており、最悪の恐怖に導く悪魔は複数の可能性が高いです。
闇の悪魔が世界を最悪の恐怖に導く悪魔の1人として、第二部に登場するかもしれません。
闇の悪魔についてまとめ
闇の悪魔について考察しました、
闇の悪魔は、圧倒的な存在感と強さで人気の高いキャラクターです。
再登場を望む声も多いですが、第二部で闇の悪魔が現世に現れる展開は十分考えられます。
闇悪魔の再登場を楽しみに待ちましょう。