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アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』、略して『このすば』は、2016年には1期、2017年には2期がTV放送化されており、2019年には映画化された大人気アニメです。
その中でも、第6話にしか登場しない敵キャラクターの「ベルディア」は絶大な人気を誇っています。
そこで今回は、サブキャラなのに人気がある「ベルディア」の魅力について徹底解説します!
さらに、ベルディアと個性的なキャラ達とのからみや名言・名セリフも合わせてご紹介します!
題名 | 収録巻 |
「このすば」1期 | 原作小説1~2巻 |
「このすば」2期 | 原作小説3~4巻、漫画版7巻41章 |
劇場版「このすば」紅伝説 | 原作小説5巻 |

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【このすば】ベルディアとは?

このすばの6話に登場するベルディア。
首がなく、鎧を着て、頭は手に持って、馬に乗っているという風貌のベルディアは、魔の雰囲気満載のキャラクターです。
サブキャラではありますが、話題性抜群であり、人気度の高いキャラクターになっています。
以下では、このベルディアというキャラクターが、一体どういう存在なのかをご紹介します。
また、雑魚キャラっぽいのに、本当に魔王幹部なの?という疑問や、「デュラハン」と呼ばれることもあるけど、同じキャラクターのことを指しているの?という疑問にお答えしていきます!
ベルディアの基本情報
アクセルの街の近くに引っ越してきた、首なし騎士。
首から上の顔を手元に持ち、鎧を着たベルディアの姿は恐ろしく、魔王幹部にふさわしいものです。
首切りされた勇敢な騎士の転生した姿が、現在のベルディアの姿となっています。
ですが、一般市民に危害を与えることはない、優しい心の持ち主です。
発言の端々に『いい人』を感じることができるますが、かわいそうな扱いをされるところが多々あり、笑いを誘います。
ベルディアは魔王軍の幹部
ウィズ、ベルディア、バニル、ハンス、シルビア、邪神ウォルバク、セレスディナ、魔王の娘と、8人いる魔王幹部の一人。
確かに、首のないアンデッド姿の怖さがあるベルディアは、魔王幹部にふさわしいですよね。
更に、ベルディア自身も『生前はまっとうな騎士であった』と述べており、高貴たる雰囲気は死後である現在の姿になっても健在ですよね。
元魔王『リッチー』であるウィズとは、以前からの知り合いです。
ベルディアとデュラハンは同一人物?
そもそもデュラハンというのは、首がない男の妖精のことを言います。
また、アニメこのすばの中では、デュラハンと呼ばれる首のないアンデッドが種族として存在しています。
そして、ベルディアは魔王幹部の特性として、首のないアンデッドであるデュラハンを召喚させることができます。
ですので、ベルディアとデュラハンは同一人物というか、ベルディアはデュラハンという種族の一人なのです。
ベルディアの声優は?
ベルディアの声優をつとめるのは安元洋貴さんです。
安元さんは声優だけでなく、ナレーターとしても活躍してます。
最近のアニメでは、ソードアートオンラインのエギル、アルスラーン戦記のキシュワード、BLEACHの茶渡泰虎など、名脇役として数々のアニメ作品に出演している方です。
『超重低音ボイス』と言われる安元さんの声は、渋くてワイルドな、かっこいいキャラクターの声を数多く担当されています。
【このすば】ベルディアと姫騎士ダクネスとの戦い

ベルディアが登場するのは、アニメこのすばの第6話です。
その回では、ベルディアの住む廃城に爆裂魔法を打ち込まれたことに腹を立てたベルディアが、主人公カズマ達がいるアクセルの街に怒鳴り込みにやってきます。
爆裂魔法を打っているのはめぐみんに、ベルディアは『1週間後死ぬ』という呪いを放ちます。
ですが、騎士としての誇りを持ち、めぐみんを庇ったダクネスが、この呪いにかかってしまいます。
ベルディアが立ち去ってすぐに、ダクネスにかかった呪いは、アクアの浄化魔法によりすぐに解けます。
ただ、『1週間後死ぬ』というダクネスにかかった呪いが解かれたことを知らないベルディアは、1週間後、またアクセルの街へやってきます。
ここまでがベルディアの登場するあらすじです。
根は紳士的で真面目なベルディアと、根っからドMダクネスのやり取りが面白いと話題になっています!
以下では、ベルディアと姫騎士ダクネスの戦いを詳しくお伝えしていきます。
ベルディアと姫騎士ダクネスの戦いは?
めぐみんが、ベルディアの廃城に毎日爆裂魔法を打ち込んでいたのが事の発端です。
『ねぇなんでこんな陰湿な嫌がらせするのぉ?どうせ雑魚しかいない街だと放置しておれば、調子に乗って毎日毎日ポンポンポンポンポンポンポンポン!!打ち込みに来おって、頭おかしいんじゃないのか貴様ぁ!』という軽快なセリフと共に、ベルディアが登場します。
めぐみんに当たる予定の攻撃を庇ったダクネスに、ベルディアは騎士の鏡だと敬意を示しつ、ドM全開と化していくダクネスにドン引きしていきます。
ダクネスは、ベルディアに対し「兜の下のいやらしい目…」と言い、「凄まじいハードコア変態プレイを…変質者の目だ!」と言いつけ、ダクネスは一人で興奮し始めます。
ドMの変態ダクネスには、非常においしく、もえるシチュエーションのようです。
一方ベルディアは、一人で興奮している変態ダクネスのリアクションに困り果てます。
「やめろダクネス!デュラハンの人が困ってる!」とカズマが止めてくれて、ベルディアは一人で帰っていきます。
真面目さが故に、ドM変態ダクネスに対するリアクションが取れないベルディアの姿を、ぜひ見てあげてください。
ベルディアが姫騎士ダクネスを人質にした残念な結末は?
ダクネスに『1週間後に死ぬ』という呪いをかけて1週間後、ベルディアの廃城には、呪いを解きに誰も来ません。
それだけでなく、以前と変わらずベルディアの廃城には、爆裂魔法が毎日打ち込まれています。
アクアの浄化魔法によりダクネスが呪いから解放され、主人公カズマ達は、ベルディアの廃城に行く必要はなくなりました。
それを知らないベルディアは、「なぜ城に来ないのだ。この人でなしどもがあぁぁっ!」と、再びアクセルの街にやってきます。
ダクネスの呪いが解かれたことを知らないベルディアは、照れくさそうに出てくるダクネスの姿に驚きを隠せません。
結局、カズマのスティールで頭を取られ、ベルディアの頭はサッカーボールにされ、アクセルの街の勇者達に蹴り回されます。
最終的にアクアの洪水の様な水によって浄化されて滅ぶベルディアですが、冷静に考えて、ベルディアは何も悪いことをしていません。
ただ、アクセルの街の近くに引っ越してきただけなのに、ドMダクネスに変態呼ばわりされ、浄化されてしまうベルディア…あわれな最後です。
【このすば】ベルディアの魅力は?

このすばのキャラクターは、それぞれ個性的な魅力があり、このすばの面白さを引き立てています。
もちろん、ベルディアも例外ではありません。
こちらでは紳士的で真面目、リアクションも良いけど、爽やかなセクハラを得意とするベルディアの魅力をお伝えしていきます!
また、『ベルディアは魔王の幹部』の所でも少し触れましたが、ベルディアはウィズと知り合いです。
果たしてどのような間柄だったのでしょうか。
そちらについても、以下で詳しくお伝えしていきます。
魅力①ベルディアは魔王幹部なのにリアクションがいい
ダクネスに呪いをかけ、1週間経ってもベルディアの元には誰も来ないし、相変わらず爆裂魔法が毎日かまされます。
なぜ誰も来ないのかとベルディアは、再びアクセルの街にやってきます。
そこで、呪いにかかっているはずのダクネスが元気な姿でいるのを見た、ベルディアのリアクションがこちら。
「んあ?……ぁあ?…ぅぇえええっ?!ははぁっ!!」
また、攻撃をしかけたベルディアに対し、アクアはターンアンデッドというアンデッドに効果的な攻撃を2回放ちます。
その度に「ぐぁあぁぁぁ!」や「ぎえぇぇぇ!!」とベルディアはかなり苦しみますが、耐え抜きます。
さすが魔王幹部、忍耐強さだけでなく、ナイスリアクションですね。
魅力②ベルディアは強くて優しいのに爽やかな変態
まっとうな騎士として生前を過ごしていたベルディアですので、思考も行動も紳士的です。
また、弱者には危害を加えないとする優しさも持ち合わせています。
ですが、同じく魔王幹部のウィズとは以前から知り合いとのことですが、ウィズにセクハラ行為をしていたようです。
ベルディアは、自身の首が手持ちであることを利用し、ボーリングの様に頭を転がして、ウィズの足元にスカートの中を覗いていたそう。
しかもとても爽やかに、「アハハハハ!」と笑いながら、ベルディアは自身の頭をウィズのスカートの下めがけて投げていました。
優しく、紳士的ではありますが、残念ながらただの変態ですね。
【このすば】ベルディアの名言・名セリフは?

アニメこのすばの第6話にしかほぼ登場しないベルディアですが、名言や名セリフに溢れています。
首のない騎士の魔王幹部として怖い見た目のベルディア。
ですが、名言や名セリフから、隠れた優しさやおちゃめさを感じることができます。
また、ベルディアの声優は、安元洋貴さんが担当しています。
ワイルドで男らしく、紳士的な雰囲気のあるかっこいい声にも注目です。
名言①なぜ城に来ないのだ。この人でなしどもがあっ!
ベルディアがダクネスに1週間後には死ぬという呪いをかけ、待ち続けたが、誰もベルディアの元に立ち向かってきません。
そこで、しびれを切らしたベルディアが言ったセリフがこちらです。
さらに、この名言の後には以下のセリフが続きます。
「貴様らには仲間の死に報いようという気概はなかったのか!仲間をかばって呪いを受けたあのクルセイダー…騎士の鑑のようなあの者の死を無駄にするなど…」
ドM全開のセリフを吐きながらも、勇敢なダクネスの姿に心を打たれたベルディアは、ダクネスに敬意を示しています。
戦いの中で生まれたダクネスとの友情を感じられる、ベルディアの名言です。
名言②ねぇなんでこんな陰湿な嫌がらせするのぉ?
そこがベルディアの住む廃城とは知らずに、めぐみんは爆裂魔法の練習として、廃城に毎日爆裂魔法を打ち込んでいました。
一方ベルディアは、毎日の様に打ち込まれる爆裂魔法を『弱き者の戯言』と耐えていましたが、我慢の限界だったのでしょう。
爆裂魔法が飛んでくるアクセルの街に『ねぇなんでこんな陰湿な嫌がらせするのぉ?』と訴えに来ます。
恐ろしく感じるベルディアの見た目とは裏腹に、ちょっとかわいらしい言い方がポイントです。
名言③ めぐみんってなんだ、馬鹿にしてんのか
これは、めぐみんのいつもの中二病全開の自己紹介を聞いた後のベルディアの名言です。
めぐみん「我が名はめぐみん。アークウィザードにして爆裂魔法を操るもの!」
ベルディア「…めぐみんってなんだ、馬鹿にしてんのか!」
上記の『ねぇなんでこんな陰湿な嫌がらせするのぉ?』の後に出てくるセリフですが、この時のベルディアのテンションにもご注目いただきたいです。
確かにベルディアが『馬鹿にしてんのか』と思う気持ちもわからなくはありません。
ですが、紅魔族は変わった名前ばかりで、『めぐみん』は本名だから、決して馬鹿にしていないのです。
【このすば】ベルディアのその後は?

アクアの攻撃を2回も受けながら、耐え抜いたベルディアですが、最終的に洪水級のアクアの水によって浄化され、お亡くなりになります。
アンデッドなので既に死んではいますが、浄化されて天に召されたたという意味で、お亡くなりになりました。
そんなベルディアですが、まだアニメこのすばには登場するのです!
このすばの中でベルディアにまた会えるというのは、ファンとしては嬉しいですよね。
以下では、ベルディアのその後についてご紹介していきます。
三途の川の向こうの住人になる
カズマのスティールと、アクアの浄化により、あわれな最後を迎えたベルディア。
サブキャラの割に人気がある彼は、死後も『三途の川の向こうの住人』として活躍しています。
同じく魔王幹部のウィズがアクアにより浄化され、度々死にそうになる場面があります。
そこでウィズが三途の川に差し掛かると、三途の川の向こうで、ベルディアが「こっち来いよ!」と爽やかに待ち受けています。
ベルディアの出演は一瞬ではありますが、ベルディアファンとしては嬉しい瞬間ですよね。
このすば3期には出る?
2020年1月から、このすば3期がはじまるとの噂がありましたが、残念ながらガセネタでしたね。
『ベルディア』を検索すると、『ベルディア 面白い』が出てくるほど、人気のあるベルディアさん。
死後は三途の川の向こうの住人として、このすばに登場していますが、ぜひまた面白い活躍を見せてほしいです。
このすば3期がはやくはじまることを祈りつつ、紳士的で真面目だから故にあわれな結果になってしまう、ベルディアさんの残念な姿を再び見せてほしいですね。
【このすば】ベルディアのまとめ
紳士で真面目だからこそ、ふざけたこのすばの世界では、残念であわれな感じになってしまうベルディア。
このすばのドM担当ダクネスとのやり取りも非常に面白くてつい声を出して笑ってしまいます。
ウィズへのセクハラをするベルディアは、変態ではありますが、ベルディアの男前で紳士的な声のおかげで、爽やかさが感じられます。
そして、ここまでこの記事を読んでくださったあなたは、もうベルディアファンになっていらっしゃることでしょう!(?)
ぜひこのすば3期に向けて、このすばとベルディアを見直してみてはいかがでしょうか。