【転スラ】サリオンと他国との関係を解説
西方諸国に面しているが西方評議会には属さない
サリオンは地理的には西方諸国の一部のようですが、西方評議会に属していません。
西方評議会は大陸の西側の人類をまとめるための組織で、所属する国は西方諸国と呼ばれています。
西方評議会には、ファルムスやイングラシアなど西側の多くの国が参加しています。
しかし、サリオンは西方評議会に参加していないため、西方諸国として扱われていません。
西方評議会に属していないため、ロッゾ一族の影響下にもありませんでした。
大公爵エラルドの縁で魔国連邦(テンペスト)と国交を結ぶ
サリオンは大公爵エラルドの手で、テンペストと国交を結んでいます。
リムルがファルムス軍を壊滅させた後に行われた人魔会談に、エラルドはホムンクルスに憑依して参加しました。
リムルを邪悪な存在でないと判断したエラルドはテンペストを正式に国として認め、国交を結ぶことを約束。
同時にテンペストとサリオンを結ぶ街道を作ることを依頼しました。
後にエラルドはエルメシアから、自分に知らせずにテンペストに向かったことを非難されています。
しかし、エルメシアが認めたことで、テンペストとサリオンは正式に国交を結びました。
【転スラ】サリオンの政治体制
天帝(皇帝)エルメシアが2000年以上統治している
サリオンは天帝のエルメシアが、2000年以上前に建国した国家です。
代替わりはしておらず、現在でもエルメシアが天帝をしています。
ここまで長期間1人の人物が統治している国家はほとんどなく、エルメシアは他国からも畏怖の対象です。
ただし、エルメシアの母親のシルビアが、入れ替わって天帝をしている場合があります。
エルメシアに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
自治権を持つ13の王家が存在するが独自の軍事力はない
サリオンは天帝の下に13の王家があり、それぞれの領地を治めています。
13の王家は自治権を持っていますが、天帝に税を納めており、軍隊などは持っていません。
軍事力を含めて、天帝に権力が集中していることがわかります。