【ワンピース】X・ドレークの正体を考察!元海軍将校から海賊になった目的とは?
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

ルフィと同じく「最悪の世代」として、シャボンディ諸島編から登場したX・ドレーク。その正体がワノ国編で明かされたことで、話題を呼びました。

本記事ではドレークの正体や、目的について徹底解説していきます。

【ワンピース】X(ディエス)・ドレークのプロフィール

元海軍本部少将であるドレークの懸賞金は?

出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

X(ディエス)・ドレークは、元海軍本部少将の海賊という異色の経歴の持ち主です。
それもあってかドレーク海賊団の旗艦、リベラルハインド号は海軍の軍艦を改装したものとなっています。

そんなドレークの懸賞金は、頂上戦争編前は2億2000万ベリーでした。
政府や海軍の内情を知っていることや、戦闘力の点から、高い懸賞金をつけられていると考えられます。

また元海軍本部少将という肩書きから、「落ちた将校」「赤旗」の異名で呼ばれていました。

新世界編以降はカイドウ率いる「百獣海賊団」に所属しており、幹部である「飛び六胞」の1人に数えられています。
その為、懸賞金も2年前と比べ、跳ね上がっているでしょう。

ルフィと同じ億越えルーキー

出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ドレークはシャボンディ諸島に集まった、懸賞金が億を越えた11人のルーキー「超新星」として初登場しました。
またルフィ達と同じく、「最悪の世代」としても数えられています。

超新星としては、キッド、ルフィ、ホーキンスについで4番目に高い懸賞金でした。
懸賞金は腕っぷしだけでなく、民間人に被害を与えるなど危険性も踏まえ、決定されています。
このことからも、ドレークが海軍から危険視されている存在ということが分かるでしょう。

またキラーとウルージの戦いに割って入るなど、世代の中でも指折りの実力者であることを感じさせました。

性格は意外に純粋?

出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ドレークはそのクールの出立ち通り、基本的には冷静沈着な性格です。
また厳格な一面を持っており、他のキャラの立ち振る舞いに苛立っている場面もよく見られます。

その一方で、厳格さ故か、女性に弱い一面も持ち合わせているようです。
その証拠にワノ国編において、湯屋で女性の裸を見た際は倒れてしまうほどでした。
しかし本人は「弱くなどない」と、頑なに認めたくないようです。

またドレークはワンピースの男性キャラにありがちな、ロマンの分かる男でもあります。
サンジが変身したジェルマ66を見た時には、「本物!?」と興奮を隠しきれないようでした。
アニメ版では更に描写が追加され、普段の厳格な振る舞いとはかけ離れた姿が見られます。

モデルはフランシス・ドレーク

https://twitter.com/kenken_kyoto_/status/1441948185354670087?s=20

元海軍将校という経歴の持ち主のドレークですが、元ネタとなった海賊があります。
それが1500年代のエリザベス朝にて活躍した、サー・フランシス・ドレークです。

フランシスは奴隷貿易や海賊として活動した後、海軍提督として就任します。
この海賊でありながら、海軍所属という経歴は、ドレークと一致しますね。

またフランシスの従兄弟が、ジョン・ホーキンス。
そして旗艦の名前が「ゴールデン・ハインド号」と命名されており、ドレークと非常に共通点が多くなっています。

またフランシスが身につけていた紋章には、船の中に赤いドラゴンが描かれていました。
これがドレークの能力と、「赤旗」という異名に繋がっていると予想されます。

【ワンピース】ドレークの正体はSWORDの一員!

ワンピース956話で判明

X・ドレーク
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

元海軍本部少将で海賊という経歴のドレークでしたが、なんと現在も海軍本部に所属していることが明かされました。
しかもコビーも席を置く、機密特殊部隊「SWORD」を率いる隊長だったようです。

ドレークが海賊としての経歴を有していたのは、SWORDとしての任務ということでしょう。
もちろんドレークの正体は海軍の中でも知るものは少なく、コビーも通信する際は人気の無い場所に行く配慮をしていました。

余談ですが、作中で他に正体を知っている人物の候補として、黄猿が挙げられます。
黄猿はシャボンディ諸島にてドレークと対面した際、「ドレーク少将……ああ元少将」と言い直していました。

黄猿なりの皮肉とも取れますが、とぼけた一面のある黄猿が、うっかり口にしてしまったという可能性もあります。

目的は百獣海賊団での諜報活動

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ドレークが百獣海賊団に席を置いていたのも、四皇であるカイドウの元で、諜報活動を行うためでした。

このドレークの活動があったお陰で、海軍は真っ先にカイドウとビッグ・マムの同盟を知ることになりました。
こうして言葉にしてみると容易に見えますが、この活動するに当たって途方もない苦労をドレークはしています。

四皇レベルの海賊の諜報活動をするには、当然幹部レベルまで登り詰めなければいけません。
その為ドレークは、百獣海賊団内で「飛び六胞」の座まで成り上がっていました。

しかし基本的に百獣海賊団は幹部の座は、実力で奪い合うものとなっています。
つまり幹部の席を手に入れるため、ドレークは四皇の海賊団内で、実力者相手に戦い続けてきたのです。

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