【鬼滅の刃】黒死牟の最後は不死川実弥と悲鳴嶼行冥の攻撃で死亡

不死川と悲鳴嶼
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

結果的に、黒死牟は不死川実弥と悲鳴嶼行冥の攻撃によってとどめを刺されました。

ただ、その2人だけで黒死牟を倒したわけではありません。
時透無一郎と不死川玄弥の活躍がかなり大きいと言えます。

時透無一郎は、黒死牟の強力な攻撃をくらいながらも、誰も近づくことができなかった黒死牟の間合いに入り、黒死牟に刀を突き刺すことに成功します。
胴体を切断されながらも、動かれないように刀に力を込め続け、黒死牟の動きを封じ続けたのです。

時透無一郎のこの捨て身の攻撃が、黒死牟を倒す大きなきっかけになったといえるでしょう。

不死川玄弥も同じです。
時透無一郎の攻撃で動きが止まった黒死牟に、血鬼術の銃を放ち、木の根を発生させて黒死牟の動きを封じていました。

黒死牟の攻撃で左右真っ二つにされてもなお、血鬼術を使って黒死牟の背中に木の根を発生させ、動きを封じ続けたのです。

結局は、不死川実弥と悲鳴嶼行冥だけでなく、時透無一郎と不死川玄弥の活躍もなければ、黒死牟を倒すことができなかったということです。
誰か1人でもかけていたら、確実に負けていました。

【鬼滅の刃】黒死牟が死亡した理由は自分の醜い姿への失望

黒死牟醜い
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

4人の鬼殺隊士によって倒された黒死牟。
実は、黒死牟が死亡した理由はそれだけではありません。

頸を斬られても再生できたのですが、黒死牟は自身で意図的に再生をやめたのです。
それはなぜか。

その理由は、刀身に映った自分の姿(顔)に失望したからでした。

黒死牟には、剣技の天才であり、始まりの呼吸と言われる『日の呼吸』を編み出した弟の継国縁壱という人間がいました。
その弟を越えるために、黒死牟は修行に励んでいたのですが、それは不可能であると思い知ることに。

このまま弟に劣ったまま死にたくないと思っていたところ、鬼舞辻無惨と出会い、弟を越える最強の剣士になるため鬼になったのです。

それがどうでしょうか。

「自分はこんな醜い姿になってまで強さを求めていたのか」
自分の容姿を見た時、そんな疑問が浮かんだのです。

黒死牟は最後、こんな言葉を残しています。

黒死牟
「ああ何も 何も手に入れることができなかった

家を捨て妻子を捨て人間であることを捨て
子孫を斬り捨て侍であることも捨てたというのに
ここまでしても駄目なのか

なぜ私は何も残せない
なぜ私は何者にもなれない
なぜ私とお前はこれほど違う

私は一体何のために生まれてきたのだ
教えてくれ縁壱」

黒死牟は最後の最後に、自分の目的を思い出し、自分で死を選んだのです。

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