空白の100年からワンピース最終章で描かれるはずの「大戦」を考察

それでは本記事の最後に、ワンピース最終章で描かれるはずの「大戦」について考察していきましょう。

空白の100年を作り出した「イム様」が倒され空白の100年が暴かれる?

イム様と麦わら帽子
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

今回本記事でみてきたように、空白の100年には

  • 「現世界政府」vs「巨大な王国」 vs 「解放軍」の大戦
  • 神のすり替え

があったと考えられます。

そしてこの事実を隠すための「空白の100年」は、「イム様」によって作られたのではないでしょうか。
その理由がドンキホーテファミリーの「シュガー」です。

シュガーとイム様の共通点
王冠とマント
存在が知られていない極秘人物
最重要人物

このようにシュガーとイム様にはリンクしている点があり、ドレスローザは”世界の縮図”と言われています。

このことから、

  • イム様の能力で100年間分の記憶や存在を消した

という可能性が高いと思われます。

ズニーシャは空白の100年に生きたズニーシャを覚えていたようですが、効果範囲が人間のみなどの制限があると考えることもできます。

また、オペオペの実の究極の技は「不老手術」であり、不死になるわけではありません。

世界政府はベガパンクが作り出した人造ウオウオの実を欲しがっていましたが、もしかしたら「不死」の能力を手に入れたかったのではないでしょうか。

人造ウオウオの実と不死の繋がりに関しては、こちらの記事で考察しています。

加えて「五老星自体も空白の100年についての記憶がない説」については、本記事ですでに紹介したこちらの五老星の記事でも少し触れていますので、ぜひチェックしてみてください。

これらの考察をまとめると

  • ドレスローザ編でシュガーが倒され記憶が戻ったように、イム様の能力が解除されることが現代の大戦のきっかけとなる

と考えられるのではないでしょうか。

構図は『政府軍(世界政府)vs 反政府軍(黒ひげ)vs 解放軍(ルフィ)』?

黒ひげ
出典:pixiv@瞬く

 

最終章でも大戦が描かれるなら、それは空白の100年に起こった大戦と同じ構造である可能性が高いでしょう。

本記事の考察にのっとって、これから描かれる大戦の構図を考察すると

  • 政府軍→世界政府・海軍
  • 反政府軍→黒ひげ
  • 解放軍→ルフィ

になると考えられます。

世界政府は現在の政権を維持するため不都合な要素を排除するために動き、黒ひげは実権を握るために動く。

そしてルフィは、(本人にはその気はないと思いますが)「解放の戦士」として人々の「自由」のために戦うことになるのではないでしょうか。

ちなみに、こちらの記事では今後のルフィの戦いで重要になるポイント、「ゴムゴムの実の覚醒」について解説しています。

空白の100年についてのまとめ

本記事では空白の100年についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

空白の100年に起きたことは、ワンピースの根幹にかかわるとても重要なことだと思われます。

最終章では今まで隠してきた世界の謎が全て描かれるそうなので、空白の100年が改名されるのが待ち遠しいですね!

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