
2024年3月4日発売の週刊少年ジャンプ14号に掲載される『呪術廻戦』252話のネタバレと考察をご紹介します。
呪術廻戦ネタバレ251話のおさらい
呪術廻戦ネタバレ251話①|宿儺の20本目の指の行方が明らかに!
- 251話は、乙骨が発動した「捌」が宿儺に直撃するシーンから始まる
- 乙骨がいつ自身の術式を模倣したのか、振り返る宿儺
- 「宿儺の指」「最後の一本回収できなかったでしょう」と話す乙骨
- この発言から宿儺は、20本目の指は乙骨、もしくはリカが喰ったのだと察する
呪術廻戦ネタバレ251話②|捨て身の「世界を断つ斬撃」の発動を試みる宿儺
- 宿儺に「捌」を与えた後、すぐさま打撃を与える虎杖と乙骨
- 宿儺の顔面に膝蹴りをしたり、血を吹きかけたりする虎杖
- 乙骨とリカは隙を見て、宿儺に打撃を与える
- 一方、宿儺は呪力出力と肉体の支配がだいぶ鈍ってきているのを感じていた
- そこで宿儺は、捨て身の行動に出る
- それは、彌虚葛籠を解き、世界を断つ斬撃を発動すること
- しかし乙骨は、宿儺がその行動に出ることを想定していた
- そのため、呪詞の詠唱をさせないために、宿儺の腹の口の舌を引き抜く
呪術廻戦ネタバレ251話③|虎杖の血が宿儺に炸裂する!
- 猛攻を仕掛ける虎杖たちに、「解」で反撃する宿儺
- 乙骨は宿儺の斬撃の威力が弱まっているのを感じ、距離を詰める
- すると、宿儺の顔面に吹きかけた虎杖の血が炸裂する
- これにより、宿儺に隙が生まれ、乙骨が刀を振るう
- 乙骨の人たちで、宿儺は腕1本を失う
呪術廻戦ネタバレ251話④|伏黒救出に向けた虎杖の作戦とは?
- ここで、天使と虎杖の回想シーンが描かれる
- 九十九から受け取った「魂についての手記」を信じると話す虎杖
- この時、虎杖は宿儺との戦いで、伏黒の魂を叩き起こす作戦を考えていた
- 天使によると、宿儺を消滅できても、伏黒が助かる可能性は低いとのこと
- しかし、宿儺と伏黒の肉体の同調を鈍らせることで、伏黒の生存率が高まると話した
呪術廻戦ネタバレ251話⑤|伏黒の魂の救出作戦は失敗!
- ここで、話は現在に戻る
- 宿儺が彌虚葛籠を解いた瞬間、乙骨が天使の術式を発動
- 「邪去侮の梯子」が宿儺に直撃した時、乙骨とリカがさらに追い打ちをかける
- そして虎杖は、伏黒の魂に触れるための一撃を宿儺に与える
- 無事、伏黒の魂まで辿り着いた虎杖
- しかし、伏黒は「もういいんだ」と、生きる意志を完全に無くしていた
- これにより、伏黒の救出作戦は失敗に終わる
呪術廻戦ネタバレ251話⑥|虎杖と乙骨が敗れて真希が参戦!
- 「龍鱗 反発 番の流星」と、呪詞を詠唱する宿儺
- 次の瞬間、宿儺の「解」が発動し、虎杖、乙骨、リカに命中する
- この攻撃によって、乙骨の領域が崩壊する
- 「解」が2人に直撃したことで、勝利を確信する宿儺
- すると突然、真希が宿儺の背後に現れ、釈魂刀を突き刺す
呪術廻戦251話のネタバレ詳細を知りたい方は下記よりご覧ください。
呪術廻戦ネタバレ252話
呪術廻戦ネタバレ252話①|真希の奇襲攻撃が成功した背景とは?
252話は、時間が少し遡って、乙骨の領域外の術師たちの様子から始まります。
虎杖と乙骨が宿儺と戦っていた頃、日下部と猪野が、領域の近くに立っていました。
日下部はこの時、乙骨が結界の一部を崩した瞬間に、真希がすぐさま宿儺に奇襲を仕掛けることを計画していたようです。
「やっぱり何人かは領域に入って加勢した方が良い」と提案する猪野でしたが、宿儺の意識が領域の外に向いて、真希の奇襲が失敗する恐れがあると、日下部はこれを拒否。
結果的に、この日下部の判断が功を奏し、251話の終盤では、真希は宿儺に奇襲攻撃を仕掛けることに成功しました。
呪術廻戦ネタバレ252話②|憂憂の術式で戦線離脱する乙骨
乙骨の領域が崩壊したと同時に、宿儺への奇襲攻撃に成功した真希。
宿儺の解を直撃した乙骨はリカに運ばれ、憂憂の瞬間移動の術式によって、回収されます。
一方、宿儺は真希の奇襲攻撃を喰らったのをきっかけに、乙骨の領域は崩れたのではなく、あえて”崩した”のだと悟ります。
宿儺の見立てによると、乙骨はあえて領域を崩すことで、真希に奇襲攻撃の合図を出していたようです。
また、乙骨に解が直撃した瞬間、宿儺は勝利を確信しており、乙骨の領域の崩壊に意識が向いていました。
このようにいくつかの要素が重なったことで、宿儺の注意が完全にそれる瞬間が生まれ、真希は確実に宿儺に奇襲攻撃を成功させたのでした。
呪術廻戦ネタバレ252話③|釈魂刀によって宿儺の魂に大ダメージ!
ここで宿儺は、真希から受けた傷の治りが遅いことを感じ始めます。
どうやら、魂を観測できる真希が釈魂刀を振るった場合、その傷は基本的に反転術式で回復しないようです。
釈魂刀は魂に直接傷を与えているため、魂の形を知覚しない限り、傷は回復しないとのこと。
宿儺は虎杖の身体に魂を同居させていたことで、既に魂の形を知覚していたものの、通常とは異なる反転術式の運用と、五条戦での後遺症により、真希の与えた傷に対応しきれていませんでした。
このことから、真希の与えた一撃は宿儺にとって、大きなダメージとなることは間違いないでしょう!
呪術廻戦ネタバレ252話④|虎杖の体力は限界を迎える
一方、虎杖は再び立ち上がり、真希に加勢しようとしていました。
しかし、身体は既に限界を迎えており、その場に倒れて大量の血を吐き出します。
「反転術式で治しきれていない傷が何処かにある」と、焦りながら傷を探す虎杖。
すると、虎杖の前に脹相が現れました。
そして虎杖に、「落ち着け」「イメージしろ」と声をかけます。
続けて、「根を張るようにして血を巡らせ、血管で体の輪郭を形成するイメージ」と話す脹相。
この言葉を参考に、虎杖は全身の傷を治すことに専念します。
呪術廻戦ネタバレ252話⑤|宿儺と真希の戦いが始まる
ここで、宿儺と真希の戦いが本格的に始まります。
互角に見える勝負をしており、そして2人は時折笑顔を見せて、戦いを楽しんでいます。
途中、宿儺は「番の流星」と唱えて、解を発動しましたが、真希は姿勢を低くすることで避けました。
おそらく、ここで発動した宿儺の解は、呪詞なしで発動したものよりは威力は高いものの、呪詞を全て唱えたものよりは劣るものと考えられます。
真希を見て宿儺は、「他の術師より俺の術がよく見えているな」「まるで渋谷で魔虚羅と戦った時のようだ」と、感じます。
一方、真希はこのとき、宿儺が心臓を治しながら強制的に呪力で動かしていることに気づきました。
「心臓、私と戦いながら続けんのか?」と問う真希に、宿儺は「今のところ問題ないな」と、笑いながら返しました。
呪術廻戦ネタバレ252話⑥|秤と裏梅の戦いが描かれる
ここで場面は変わり、秤と裏梅の戦いが描かれます。
戦いの途中、秤が「本人は隠す気がないんだろうけど、宿儺の気配ってわかりやすいよな」と話します。
秤の言葉に「何が言いたい」と問う裏梅。
実は秤は、完全体となった宿儺の姿を見た時、危機感を感じていました。
しかし、思っていたよりも術師たちが戦えていることと、宿儺の呪力が弱まってきていることに、少し安堵したようです。
これらのことを話した秤は続けて、「勝つのは俺たちだってこと」と、裏梅の問いに答えました。
すると、裏梅は「相手にそこまで興味がないと、呪力の波もいつもこんなものだ」と、宿儺について話し始めます。
また、「五条悟以上の何かを提示できていない自分たちを恥じた方がいい」と裏梅は煽ります。
さらに、裏梅は不穏なセリフを話しました。
「緒戦の影響を差し引いたとしても、宿儺様はまだ本気を出していない」
この不穏な裏梅のセリフで、252話は終了します。
果たして、高専術師と宿儺の戦いは、どのような展開になるのでしょうか。
呪術廻戦ネタバレ252話|まとめ
252話は、真希と宿儺の戦いが描かれました。
五条との戦いから続く連戦で、少しずつ弱まっているかと思われた宿儺。
しかし、裏梅の発言により、まだ宿儺が本気を出していないことが明らかになりました。
本気を出していないということは、おそらく作中で登場していない切り札を隠し持っている可能性が高いということになります。
果たして、宿儺が隠し持っている切り札とは、何なのでしょうか。
また、虎杖や乙骨は宿儺から受けた傷により戦うことができず、現在は真希と宿儺の一騎打ちとなっています。
一見、高専側がピンチのように思える展開ですが、宿儺に対抗できるプランは残されているのでしょうか。
次回の253話にも注目です!