エルバフの交易について

フランキーが宝樹アダムについて語った際「その樹の一部がごくまれに裏のルートで売りに出される事がある」と発言されてます。この売りに出している場所こそがエルバフなのではないでしょうか。

ビッグマムの回想編にて、エルバフに住む巨人族が木材を運ぶ姿が何度か描かれています。巨人族は、この木材を売ることで生計を立てたのではないでしょうか。

また過去編のエピソードで印象的だったのは、ビッグマムの育ての親であるマザー・カルメルがエルバフにて人身売買を行なっていたことです。エルバフでも裏ルートによる商売があったことが伺えます。

以上のことから、宝樹アダムはエルバフの交易において重要な存在だったのではないかと考えられるでしょう。

最後のロードポーネグリフはエルバフにある?

最後のロードポーネグリフ がエルバフにあるのではないかという考察について解説していきます。

シャンクスとキッドの戦い

シャンクス ドリー ブロギー
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

冒頭に、ワノ国を後にしたキッドがエルバフに到達したと述べましたが、第1076話にて、エルバフを訪れようとするキッドに対して、四皇「赤髪のシャンクス」から二つの選択肢が提示されています。

1つ目が「本当に俺と今から戦うか」、2つ目が「ロードポーネグリフ を置いて逃げるか」です。

この選択肢に対し、キッドは戦うことを選択しますが、シャンクスの「神避」を受け一撃で戦闘不能となり、持っているロードポーネグリフを全て差し出しています。

この直前にひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を奪りに行くと発言していることからも、本気でロードポーネグリフを狙っていることが伺えます。

そのシャンクスがエルバフに向かっていることからも、エルバフに最後のロードポーネグリフ がある可能性が高いと考えられるでしょう。

また、シャンクスは元々ロジャー海賊団に見習いとしていた過去があります。
そのためロードポーネグリフ の場所も把握していると考えられるため、よりエルバフにある可能性が高いと判断できますね。

ポーネグリフは太陽と関わりが深い

ロードポーネグリフがエルバフにあると考えられる根拠として、古代兵器とその在り処を示すポーネグリフは、太陽と関わりの深い土地にあることが挙げられます。

例えば、「古代兵器プルトン」であれば、アラバスタの国章が太陽をモチーフとしていたり、ワノ国の将軍、光月家の家紋に太陽が入っていたりといったところですね。

合わせて、「古代兵器ポセイドン」であれば、太陽神を信仰しているシャンドラ、同じく太陽の神を信仰している魚人島といったように、ポーネグリフと太陽は関わりが深いことが伺えます。

ここから、最後の古代兵器ウラヌスは、太陽を信仰しているエルバフに最後のロードポーネグリフがあるのではないかと考えることができるでしょう。

今後麦わらの一味がエルバフを訪れる可能性が高い

最後に、ロードポーネグリフがエルバフにあると考えられる根拠として、麦わらの一味がエルバフを訪れる可能性が高いことが挙げられます。

先程も述べた通り、リトルガーデン編にて、ウソップとルフィはエルバフに対して特別な感情を抱いています。

ウソップが誇り高き海の戦士になることを夢にエルバフを訪れたいと語っており、ルフィがいつか絶対に行くと高らかに宣言しているところからも、特別な感情を抱いていることが伺えます。

また大船団傘下のハイルディンが、巨人族の王になることを夢に見ていることや、エルバフが太陽を信仰していることからも、麦わらの一味とエルバフには深い関係性があると考えられるでしょう。

それぞれの夢を叶えるためはもちろん、最後のロードポーネグリフ、古代兵器ウラヌスを求め、今後麦わらの一味はエルバフを訪れる可能性が非常に高いと考えられます。

今後のストーリー展開とエルバフの関係について

エルバフは登場回数も少なく、まだまだ謎の多い場所です。しかし、これまで述べた通り、エルバフは今後の物語の展開において重要な存在であると考えられるでしょう。

物語もいよいよ最終章に突入してきたワンピースですが今後も展開が見逃せません。エルバフがどのように物語に関わってくるのか、楽しみですね。

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