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縛り
縛りは、自分や他者に対して行う呪術的な契約です。
縛りを行うことで、デメリットと同等のメリットを得ることができます。
自分への縛りと他者との縛りの特徴は以下の通りです。
自分への縛り | |
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他者との縛り |
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他者との縛りを破った場合のペナルティーは何が起こるかわからないため、呪術師は他者との縛りを破ることを避けます。
反転術式
呪力は負のエネルギーですが、呪力と呪力を掛け合わせて正のエネルギーを生み出すのが反転術式です。
反転術式は傷の治療に使えるだけでなく、呪霊に正のエネルギーを流して倒すことも可能です。
術式という言葉が使われていますが、呪力操作の技術で術式ではありません。
高度な呪力操作が必要なので使用できる術師は少なく、呪力消費も多いです。
黒閃
打撃との誤差0.000001秒以内で、呪力が衝突した際に空間の歪みが生じる現象が黒閃です。
衝突する際に呪力が黒く輝きます。
黒閃の特徴は以下の通りです。
- 威力は、普通の打撃と比較して平均で2.5乗
- 黒閃を出した術師はスポーツでいう「ゾーン」の状態に入る
- 集中力が増すため呪力操作が大幅に状態する
黒閃を狙って出すことは不可能とされており、技ではなく現象と呼ばれています。
天与呪縛
天与呪縛は縛りの一種で、本人の意思と無関係に生まれつき強制される縛りのことです。
天与呪縛は凄まじい力を得る代償として、大きな代償を強制されます。
天与呪縛に該当する人物は以下の通りです。
- 禪院真希:呪力と術式を失う代わりに、超人的な身体能力を獲得
- 伏黒甚爾:呪力を完全に失った代償に真希を超える身体能力と感覚、呪いヘの耐性を獲得
- 与幸吉(究極メカ丸)体を完全に動かせない代わりに、傀儡操術の有効範囲が日本全土に及ぶ
イレギュラーな方法を使用しない限り、天与呪縛を解除するのは不可能です。
【呪術廻戦】術式関係の用語
術式
術式は呪力を使用して、さまざまな効果を生む特殊能力です。
術式は生得術式と結界術に大きく分けられ、術式と言う場合は生得術式のことを指すほとんどです。
生得術式と結界術の違いは以下の通りです。
生得術式 | 結界術 |
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術式反転
術式反転は術式に正のエネルギーを流して、本来の術式と反対の効果を生む技術です。
本来の術式を術式順転と呼びます。
術式反転を使うには反転術式が必須のため、使用できる術師は非常に少ないです。
術式の開示
縛りの一種で敵に術式の効果を教えることで、術式の効果を強化できます。
敵に術式を知られるリスクがありますが、効果の一部を開示してミスリードを誘うことも可能です。
天与呪縛など術式以外のものでも、情報を開示して効果を強化できます。
拡張術式
生得術式の解釈を広げて、応用的な効果を生み出したものを拡張術式と呼びます。
元々の生得術式の効果を応用したものなので、本来の術式に近い能力に限られます。
載
載は、生得術式を使用した技の出力を極限まで高めたものです。
元々の技が強力になっただけで、効果の違いなどはありません。
極ノ番
極ノ番は、それぞれの生得術式の奥義と呼ばれるものです。
極ノ番には、領域展開にない以下の強みがあります。
- 術式のみで発動できる
- 領域展開と異なり呪力があれば連続使用が可能
術式に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください
【呪術廻戦】領域関係の用語
生得領域
生得領域とは、誰もが心の中に持つ心象風景のことです。
具現化させるのは呪力が必要ですが、呪力が使えない非術師も生得領域を持っています。
作中では宿儺が生得領域が描かれており、具現化された陀艮の生得領域の海で仲間が泳いでいました。
領域展開
生得領域を具現化し、生得領域を付与した結界を作り出すのが領域展開です。
呪術の極致と呼ばれる強力な領域で、術式と結界術を使えないと習得できません。
領域展開の基本的な効果は以下の通りです
- 敵を領域内に閉じ込めて逃げ場を封じる
- 領域内では術者の能力が上昇する
- 領域に付与された術式は必ず命中する
他にも複雑なルールが付与された領域展開も。
領域展開には決定的な対策もなく非常に強力ですが、呪力消費が膨大、使用直後は術式が焼き切れて使えなくなるなどのデメリットもあります。
簡易領域
使用者の周囲数メートルに、簡易的な領域を発生させるのが簡易領域です。
領域展開に対抗するための「弱者の領域」として知られています。
簡易領域の特徴は以下の通りです。
- 結界を中和して、領域展開の術式必中効果を無効化する
- 領域本来の効果である術式の中和効果はない
術式を使用しないため、結界術を使えるなら使用可能です。
シン・陰流の開祖である蘆屋貞綱が、門下生を守るために生み出したとされています。
領域展開対策としてだけでなく、剣術と併用されることも多いです。
領域展延
領域展延は全身を包み込むような領域を作り出し、術式を中和する結界術です。
領域展延の特徴は以下の通りです。
- 術式を中和し領域展開の必中効果も中和できる
- 術式の効果で防御する相手に触れれば防御を無効化できる
- 発動中でも自由に移動できる
- 発動中は生得術式が使用不能
現代呪術師では使用したキャラが登場しておらず、領域展開以上の高等技術の可能性があります。
落花の情
落花の情は、膜のような呪力で全身を覆う領域対策です。
自分は領域を展開せずに、必中の術式が発動した瞬間に呪力を解放して術式を防御します。
呪力による防御を効率的に行っているだけなので、必中効果を打ち消す効果や領域の中和はできません。
簡易領域のように、剣術と併用する場合もあります。
彌虚葛籠
彌虚葛籠は、シン・陰流簡易領域の原型とされる呪術です。
効果は領域を中和して、必中効果を打ち消すもので簡易領域と同じです。
簡易領域との違いについては、作中では明かされていません。
【呪術廻戦】呪霊関係の用語
呪霊
人間の負の感情が集まって具現化し、人間に害をもたらす存在になったのが呪霊です。
意思はありますが、大抵の場合は意思の疎通は不可能で、本能的に人間を襲います。
ただし、一定上の力を持つ呪霊は言葉を話し、高い知能を持つものも存在します。
呪霊は以下の4つの等級に分かれています。
等級 | 通常兵器が有効な場合の目安 |
4級 | 木製バットがあれば十分 |
3級 | 拳銃で問題なし |
2級(2級) | 散弾銃でどうにか倒せる |
1級(準1級) | 戦車を用意しても不十分 |
特級 | クラスター爆弾での絨毯爆撃が必要 |
あくまで通常兵器が通じると仮定した場合で、呪霊を通常兵器で倒すことはできません。
特級仮想怨霊
特級仮想怨霊は、人間が共通して持つ恐怖のイメージから生まれる呪霊です。
口裂け女のような噂話から生まれる呪霊、ゴキブリへの恐怖から生まれた呪霊などが、当てはまります。
特定疾病怨霊
特定疾病怨霊は、特定の病への恐怖から生まれた呪霊です。
作中では疱瘡婆や疱瘡神が、特急特定疾病怨霊であることが判明しています、
特級過呪怨霊
特定の人物に憑りつき、その人物に危害が及ぶと姿を現す呪霊が過呪怨霊です。
作中で登場した過呪怨霊は祈本里香のみですが、非常に危険なため、特級過呪怨霊に認定されていました。
蠅頭
蠅頭は、等級が4級未満の呪霊のことです。
作中では吉野順平に、呪いが見えるか確認するために使用されました。
非常に弱いため、ほとんど無害です。
呪胎
呪胎は、呪いが集まって呪霊に変化する前の存在です。
呪胎が変態する場合は、特級呪物になる可能性が高いと言われています。
そのため、呪胎を確認した時点で特級仮想怨霊に登録されます。
水の特級呪霊陀艮の変態前の姿も、呪胎と呼ばれていました。
以下の記事で呪霊について詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください
【呪術廻戦】呪物関係の用語
呪物
呪いが込められた物体を呪物と呼びます。
呪術廻戦の作中で登場する呪物のほとんどは、過去の術師などが変化して呪物化しています。
呪物も特級から4級までの等級に分かれており、強力な呪物は呪いを寄せ付けない魔除けになる場合も。
ただし、封印が弱くなると、逆に呪いを呼び寄せてしまいます。
特級呪物である宿儺の指は、周囲に害を与えない縛りで破壊できません。
受肉
呪物を取り込んだ人物が、呪物と一体化することを受肉と呼びます。
受肉先の人物(器)は、元の呪物の人格に肉体を支配され、受肉体となります。
受肉体の特徴は以下の通りです。
- 呪物時の記憶と器の記憶の両方を保持している
- 器に耐性がないと受肉できずに死亡する
- 耐性が強い場合は外見が変化しない
- 器を完全に支配した場合は好きな顔を選択できる
- 受肉した呪物と器を引きはがすと原則的に死亡する