究極能力の強欲之王(マモン)は精神を支配して命を吸い取る

笑うユウキ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

強欲之王は、マリアベルから奪った強欲者を進化させた究極能力です。
強欲之王には、精神を支配する権能と生命エネルギーを吸い取る権能があります。

アンチスキルで相手のスキルの防御を無効化して、敵の命を吸い取る凶悪な攻撃も可能です。
小説版では、強欲之王に人格が生まれたような描写も描かれています。

欲望が強いほど強欲之王は強力になるため、このスキルを獲得したユウキは自分が最強と信じていました。
しかし、小説版のユウキは21巻までの時点で、竜種クラスの相手には完敗しています。

不老の肉体を持つ

本を読むユウキ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ユウキは異世界に来た際に歳をとらない肉体を得たとされています。
詳しい原理は不明ですが、高校生くらいの年齢から老化が止まって外見が変化しない状態です。

また、肉体が変化したことで、大幅に身体能力が上昇しています。
あくまで年を取らないだけで、死なない存在というわけではありません。

【転スラ】ユウキの過去や人物像を解説

カザリームに召喚されて世界征服を始める

中庸道化連と話すユウキ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ユウキは魔王カザリームによって召喚され、世界征服を考えるようになります。
肉体を失った魔王カザリームは、自分の器にするためにユウキを日本から召喚しました。

カザリームは肉体を奪うことができず、ユウキの配下になります。
ユウキは、召喚された世界が不条理に満ちていると感じて世界征服を誓います

その後、カザリームはユウキの作ったホムンクルスを自分の肉体とし、カガリを名乗るようになりました。

Web版では破滅的だが書籍(小説)版では仲間を大切にする性格

中庸道化連
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ユウキはWeb版では破滅的ですが、書籍版では仲間を大切にしており、かなり性格が異なります。

ユウキはWeb版でも書籍版でも世界征服を目論んでいますが、以下のようにその心情は全く違います

  • Web版:両親が死んだことで世界を憎んでおり、世界征服することで世界を破滅させようとしている
  • 書籍版:世界征服することでみんなが笑って暮らせる世界を作ろうとしている

Web版のユウキは破滅的な性格の上に、目的のためには全てを利用し味方も平気で犠牲にします。
しかし、書籍版のユウキは中庸道化連を大切にしており、三巨頭のダムラダも信じようとしていました

アニメや漫画版での描写は、書籍版と基本的に同じです。

【転スラ】ユウキの登場シーンや活躍を紹介

王都生活編で初登場しリムル=テンペストと出会う

リムルに敵意を見せるユウキ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ユウキは王都生活編で初登場し、リムルと知り合って彼に不完全召喚された子供達を預けています。
ユウキは、オークディザスターを新しい魔王にするつもりでした。

しかし、リムルのせいで新しい魔王を生み出す計画が失敗し、彼に興味を持ちます
自由組合本部でリムルと会ったユウキはシズの仇だと言って彼を攻撃しますが、リムルが日本人だと知って表面的に和解

リムルから日本のアニメや漫画、テレビ番組の情報を聞かされて大喜びしています。
ユウキは、リムルが不完全召喚された子供達を気にかけていると知ります。

ユウキはリムルを自由学園の教師にし、子供達のことを任せました

戦争前夜編でギィに敗北するも帝国の混成軍団の軍団長に

帝国の人間になったユウキ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

戦争前夜編でギィに敗北したユウキは、ギィとの取引で東の帝国の内部に入り込みます。
世界征服のために暗躍を続けるユウキは、ルベリオスから帝国への逃亡計画。

しかし、ユウキは帝国を見張っていたギィに見つかり戦闘になります。
アンチスキルを破られたユウキは自分を覚醒魔王級に強化して立ち向かいますが、ギイには歯が立ちませんでした。

ギィの目的が帝国の戦力を削ぐことと見抜いたユウキは、自分が帝国を内部から破壊すると宣言
帝国を破壊した後はギィを倒すと言い放った度胸が認められ、ギイはユウキを見逃すことにします。

ギィを倒す力を熱望したことで、ユウキは強奪者を進化させて強欲之王を獲得。
短期間でユウキは帝国の混成軍団の軍団長に出世し、帝国の魔法使いガドラと組んでクーデターを計画します。

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