リゼロ:パックの正体は?

四大精霊メラクェラの後任として強大な力を持つ、大精霊のパック。
その正体はなんとエキドナが創りあげた大精霊なのです!
パックの正体、パックとエキドナやベアトリスとの関係、そして怒りで大きくなるパックについてお伝えしていきます。

パックはエキドナの創った大精霊

かわいくも恐ろしい力を持つ大精霊のパックは、アニメリゼロ2期から登場するエキドナによって創られました。
リゼロの映画氷結の絆のPVにも出ている、エキドナとパックの契約内容である「離れた所から見守ることが君の存在と君の抱く願いとの妥協点だ」という言葉。
これは、「エミリアと契約を結ばないこと」を意味しています。
この条件のもと、エキドナの力により420年前にパックは大精霊となりますが、パックはエキドナとの約束を破ってエミリアと契約を結びます。
エキドナとの制約を破ったパックは、エキドナによって大精霊になる前の出来事や大精霊になった理由を、パックの記憶から消されてしまうのです。

ベアトリスとは兄妹関係

ベアトリスの記事でもお伝えしましたが、エキドナによりつくられたパックとベアトリスは、兄妹関係に当たります。
エキドナは420年前にパックを創り、約400年前にベアトリスを創った為、ベアトリスはパックを兄として「にーちゃ」と呼び、慕っているのです。

怒りで大きくなるパック

エミリアが危険な目に遭ったり殺された場合、パックは怒りで巨大化して「終焉の獣」となります。
通常9センチほどのパックですが、大きくなると20メートルを超え、表情や話し方も一変します。
アニメ1期でエミリアが殺された際や、リゼロの映画「氷結の絆」でパックが怒りで大きくなるシーンがあります。

リゼロ:パックの正体は終焉の獣!

パックはエキドナが創った大精霊であり、ベアトリスとは兄妹関係に当たるとお伝えしましたが、パックの正体は「終焉の獣」でもあります。
パックの正体である「終焉の獣」とはそもそも一体何なのか、またパックが「終焉の獣」と呼ばれる理由をお伝えします。

「終焉の獣」とは

「終焉の獣」とは、白銀色の毛に身を包み、黄金の瞳と大きな牙を持つ20メートル超えのパックの姿であり、パックの正体でもあります。
終焉の獣が飛ばした氷が突き刺ささって凍死するだけでなく、氷魔法を使って強力な吹雪と共に世界中を氷漬けにする力があります。

パックが終焉の獣と呼ばれる理由

エミリアが死んでしまった時など、パックは怒りによって巨大化し、終焉の獣となります。
「終焉」とは「終わりを告げること」をであり、終焉の獣であるパックはその名の通り、世界を滅ぼし、世界を終わりにさせる強大な力を持つ獣です。
パックのいる場所から徐々に凍らせていき、やがて世界全てを氷漬けにして、世界を終わらせる力を持っている為、パックは「終焉の獣」と呼ばれているのです。

リゼロ:パックとエミリアの契約内容とは?

300年間かけてエミリアを見つけ出したパックは、メラクェラとの対戦を機にエミリアと精霊の契約を交わします。
ですがアニメリゼロ2期では、エミリアとの契約をパックが自ら解除した為、パックはほぼ登場しません。
こちらでは、パックとエミリアの契約内容、そしてパックが自ら契約を解除した理由についてご紹介いたします。

パックとエミリアの契約内容

パックとエミリアの契約内容は、とってもほのぼのするこちらの2つの内容です。
  • エミリアの髪型・服装等のパックが決定する権利
  • エミリアがパックを毛づくろいする権利
嫉妬の魔女の容姿に瓜二つで、鏡を見ることにトラウマを持つエミリアは、実際にリゼロ原作の4章まで鏡を見ていません。
パックがエミリアの髪型・服装を決めるという契約内容は、鏡を見られないエミリアに対するパックの気遣いです。

エミリアと契約解除したパック

原作4章の聖域編にて、パックはエミリアとの契約を一方的に解除します。
なぜなら、パックがエミリアの傍にいることで、エミリアは試練をクリアできないからです。
試練は自身の過去を克服することでクリアできる為、試練を受ける際にはエミリアが自身の過去を見つめ直し、乗り越える必要があります。
ですが、パックはエミリアの過去の記憶を封印している為、エミリアは自身の過去を見つめ直し、克服することが出来ません。
その為パックは「リアを頼んだよ」とスバルに言い、エミリアから離れて記憶の封印を解き、エミリアに試練を受けさせます。
パックはエミリアのことを想い、自ら契約を解除して、魔鉱石から出てこなくなるのです。
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