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新海誠監督大ヒット作品【君の名は。】は2016年に公開されました。
日本映画の歴代興行収入で、「千と千尋の神隠し」に続いて、第2位を獲得。
「人気ヒット作とは聞くけど、見逃してしまった…」そんな方のために、今回は【君の名は。】のあらすじや魅力、感想をご紹介します。
少しでも気になっている方は是非、読んでみてください。
【君の名は。】の基本情報・あらすじ
【君の名は。】の基本情報
<スタッフ>
監督 | 新海誠 |
原作 | 新海誠 |
脚本 | 新海誠 |
編集 | 新海誠 |
音楽 | RADWIMPS |
制作 | コミックス・ウェーブ・フィルム |
前作「言の葉の庭」から3年ぶりとなる、新海誠監督6作目となる劇場アニメーション映画です。
この作品は新海誠監督が全世界に大きく知れ渡る要因となった作品です!
劇中の音楽はすべて「RADWIMPS」が制作を担当しています。
・日本アカデミー賞 話題賞 作品部門
・日本アカデミー賞 最優秀脚本賞
・日本アカデミー賞 最優秀音楽賞
・日本レコード大賞 特別賞
・ロサンゼルス映画批評家協会賞 アニメ映画賞
ここでは書ききれないほどの賞を国内外で受賞しています。
43か国以上で公開され、興行収入は250億円を超えています。
<登場人物・キャスト>
登場人物 | キャスト |
立花 瀧(本作の主人公) | 神木 隆之介 |
宮水 三葉(本作のもう一人の主人公) | 上白石 萌音 |
宮水 四葉(三葉の妹) | 谷花 音 |
宮水 一葉(三葉の祖母) | 市原 悦子 |
勅使河原 克彦(三葉の親友) | 成田 凌 |
名取 早耶香(三葉の親友) | 悠木 碧 |
登場人物の声を担当している方はかなり有名な方が多いですね。
ここまで【君の名は。】の製作スタッフや登場人物についてご紹介しました。
ここからはあらすじを紹介していきます!
【君の名は。】はある日東京に住む男子高校生の立花 瀧と岐阜に住む女子高校生の宮水 三葉の間に入れ替わりの現象が生じ、見知らぬ二人がひかれあっていくという物語です。
【君の名は。】のあらすじ
千年ぶりとなる彗星(すいせい)の来訪を一か月後に控えた日本。
岐阜の田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な日常を過ごしていた。
ある日、自分が男子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。都会での生活を満喫する三葉であった。
一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。
繰り返される不思議な夢、明らかに抜け落ちている記憶と時間。二人はお互いが入れ替わっていることに気付く。何度も入れ替わる事に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止め始める二人。残されたお互いのメモを通して、状況を乗り切っていく。しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。しかし、辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた…
次に【君の名は。】の魅力についてご紹介していきたいと思います。
【君の名は。】の魅力とは?
【君の名は。】には主に3つの魅力があります。
2.笑い・涙・感動とバランスのいい物語になっている
3.美しい映像と美しい音楽
過去作品の登場人物が本作で登場している!
新海誠監督の熱狂的なファンの方やよく新海誠監督作品を見る方なら気づくかもしれませんが、【君の名は。】は過去の作品の要素も多く取り入れているのです!
なんと「言の葉の庭」のヒロイン・ユキノとタカオが同じキャラクターとして本作に登場しているのです。
ヒロイン・ユキノは本作では高校の古文の教師として出演しています。
公式ではこの教師が「言の葉の庭」のユキノとは言及されていませんが、声優が当時の方と同じであることやユキノの地元が四国というところから同一人物として考えてもほぼ間違いはありません。
タカオは本作で瀧が乗っている電車が代々木駅に停車し三葉の後ろ姿が見えるシーンがあるのですが、その一瞬にタカオが写っているのです。
これはコマ送りをしなければ気づくことができないレベルです!
これは新海誠監督がツイッターで言及しているので本人で間違いありません。
笑い・涙・感動とバランスのいい物語になっている
新海誠監督の前作を見てみると、序盤から最後まで悲しい物語で終わることも少なくはありません。
しかし、【君の名は。】は序盤に笑いあり、中盤に鳥肌、終盤に感動に涙とバランスの良い物語になっているのです。
さらに瀧と三葉のラブストーリー構成もしっかりと組み込まれています。
物語のバランスがよくストーリーや世界観に感情移入してしまうのも新海誠監督が大きく評価される一つと言っても過言ではありません。
美しい映像と美しい音楽
【君の名は。】の楽曲はすべてRADWIMPSが担当しています。
楽曲の作成を担当したRADWIMPSは脚本のイメージから曲を作ったそうです。
しかもそれだけではなく、その作った曲を聴きながら新海誠監督が絵コンテを描き、ビデオコンテを作ったそうです。
映像の作成や楽曲の作成の裏には新海誠監督ならではのこだわりが感じられますね。
【君の名は。】の感想(ネタバレ有り)
この映画で最も惹きつけられたシーンは、カタワレ時(夕方の夕日が沈むまでの時間)の瀧と三葉の再会です。
夢を通して、身体の入れ替わりを通して、繋がっていた二人。
現実で会いたくても会うことができなかった二人が、やっと自分たちの姿で再会することができたシーンはとても感動しました!
また、二人が再会している間、山から見る風景は光がふんだんに使われていて新海ワールドを全開に展開させています!
やっと会うことができた二人は、話したいことがたくさんあり、話が止まりません。
しかし、カタワレ時は長い時間は続かず、夕日が沈むと、瀧と三葉は再び遠ざかってしまいます。
やっとの思いで会うことができたからこそ、絶対に忘れたくない二人は手のひらに名前を書くことにしたのです。
まもなく、カタワレ時が終わり、現実の世界に戻った二人は夢でも見たかのように記憶が少しづつ薄れてしまいます。
何かを忘れてしまっている。でも忘れてはいけないこと。
三葉がふと見つめた手のひらには瀧が書いた「すきだ」の三文字。
ここの「名前」ではなく「すきだ」の三文字には、瀧のロマンチックさに鳥肌が立ちっぱなしでした!
彗星の衝突の大災害から8年後。
二人が出会っていた記憶も、何か夢でも見ていたかのように全て忘れてしまっています。しかし、長い年月がたっても瀧と三葉は心にひっかかりがあり、何かを探しているのです。それが場所なのか、人なのかはわかりません。
しかし、いつかそれを見つけ出したいと思っている確かな記憶なのです。
ある日、並走する別々の電車の窓からお互いを偶然見つけた二人は、記憶は失っているものの、心のひっかかりを頼りにお互い駅を降りて、探し合うのです。そして、神社の階段で再会します。
しかし、自分たちの勘違いだと思い、一度はすれ違いますが、次の瞬間、瀧が「あの!」と振り返り、「君の名は」と声をかけるのです。
この瀧の勇気ある行動がなければ二度と二人が会うことはなかったでしょう。それを証明するように、二人の目からなぜか大粒の嬉し涙が流れていました。
このラストシーンは何度も繰り返し見たくなるようなシーンでした!
【君の名は。】の口コミ
新海誠監督の大ヒット作品ということもあり様々な口コミがありましたのでご紹介します!
ずっと来たかった場所。
— K A I (@cb1300p_kai) September 13, 2019
三年越しで叶えました…‼︎#君の名は pic.twitter.com/QKjhuynwP7
日本各地の美しい風景が映画でも描かれているため、そこを実際に見たいという方が多く、聖地巡礼を行っている方もいました!
#君の名は。に興収200億突破して欲しいので家族全員で観ます!僕と妹はリピートです! pic.twitter.com/xyLkUEpYaI
— けみかけ@AnimaⅢ & KAMITSUBAKI FES (@kemikake) November 26, 2016
やはり、多くの方が2回以上リピートしていました。
多い方では30回以上リピートした方もいるそうですよ!
多くの方が最後の二人の再開シーンで感動する方が多いです。
二人「君の名前は?」とハモった後に後追いしてくるRADWIMPSの「なんでもないや」とてもマッチしていますね!
評価:45点/50点
無駄なところはそぎ落としているから、通常映画は1回見たら飽きるが、この映画は飽きなくずっと見ていられます!
評価:40点/50点
評価:43点/50点
50を過ぎましたが、涙を流して泣きました。
今まで見た映画の中で一番いいと断言できます!
「君の名は。」を視聴して新海ワールドを堪能しよう!
今回は新海誠監督代表作【君の名は。】の魅力や感想をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
この作品は新海誠監督の代表作なので、気になる方は是非見てみてください。一度見たらリピートしてみたくなること間違いなしですよ!