【特異体質】六眼

 

五条家には稀に六眼という特異体質を持った子供が生まれます。

六眼は呪力を見通し、微細な操作を可能とするため、無下限呪術を使用する呪術者には不可欠な体質。

しかし、無下限呪術と六眼を抱き合わせて生まれてくる子供は本当に稀で、五条悟は400年ぶりにこの2つを持ち合わせて生まれてきた最強の呪術師なのです。

【呪術廻戦】御三家・禪院家一子相伝の術式や能力は?

強力な呪術師を取り込み発展

 

強力な術式を持つ呪術師を取り込み、長い歴史の中で揺るぎない地位を確立した禪院家。

禪院家に非ずんば呪術師に非ず
呪術師に非ずんば人に非ず

引用:『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

こちらはとある平安貴族を風刺した格言ですが、これが示す通り、呪術師であることを誇りに思う一方で、非呪術師を差別する傾向があります。

一般的に呪術師と言えば、呪力を操り呪霊を祓える人間を指しますが、術式が全てだと考える禪院家では術式を持たない人間を呪術師とは認めません。

そのため、術式を持たない人間は本家の子どもであっても冷遇され、呪霊を祓う実力があっても落ちこぼれとして蔑まされます。

男尊女卑の思想が強く残っており、禪院直哉の心無い発言に怒りを覚えたファンも少なくありません。

『呪術廻戦』には禪院真希や禪院直毘人をはじめとした禪院家出身の者が多数登場しますが、その大半が人間性を疑いたくなるようなキャラクターばかり。

そのため、読者の間では「禪院家=クズの集まり」と認識されています。

禪院家当主は禪院直毘人

 

禪院家の当主は、禪院真希・真依の伯父で、禪院直哉の父でもある禪院直毘人です。

71歳ながら、鍛え抜かれた肉体と持ち前の戦闘センスで投射呪法を操り、「最速の術師(五条悟除く)」と呼ばれるようになりました。

豪快な性格と何事にも媚びない性格はまさに当主に相応しいと言えますが、酒癖が悪く、不真面目な一面も…

格言が示すように非術師には興味がなく、渋谷事変では一般人を助けようともせずあくびをしていました。

しかし、術式を持たない伏黒甚爾(禪院甚爾)や禪院真希を1人の人間とし扱い、数少ない禪院家のまともな人間の一人といえます。

禪院家の家系図

禪院家出身のキャラクターが多いため、家系図はとてもややこしくなっています。

当主である禪院直毘人と、禪院真希・真依姉妹の父である禪院扇、伏黒甚爾(禪院甚爾)と禪院甚壱の父は三兄弟。

そのため、禪院直哉、禪院真希・真依姉妹、伏黒甚爾(禪院甚爾)・禪院甚壱はそれぞれいとこにあたります。

伏黒甚爾(禪院甚爾)の息子である伏黒恵も禪院家の一員とされ、禅院直毘人の死後は禪院家当主に指名されました。

【相伝術式】十種影法術影(とくさのかげぼうじゅつ)

 

十種影法術影は、禪院家に伝わる相伝術式のひとつです。

影を媒介とした十種の式神術で、かつて五条家との御前試合において当時の六眼持ち無下限呪術と相打ちになったのが、この十種影法術影を持った当主でした。

現在判明している式神は以下の7種。

  • 玉犬(白、黒)→玉犬(渾)
  • 蝦蟇
  • 大蛇
  • 脱兎
  • 満象
  • 八握剣異戒神将魔虚羅
  • 拡張術式 不知井底(鵺+蝦蟇)
  • 領域展開 嵌合暗翳庭

残りの3種はまだ登場しておらず、八握剣異戒神将魔虚羅は登場こそしたものの、これまで調伏できた術者はいないのだとか。

【相伝術式】投射呪法

 

禪院家に相伝術式である投射呪法は、禅院直毘人と禪院直哉が受け継ぎました。

歴史は浅く、十種影法術影よりさほど重要視されない術式だと考えられます。

もともとはカメラや映像媒体の登場と共に生まれた術式ですが、禪院直毘人の代でアニメの24フレームに改良。

使いこなすには優れた時間感覚と天性のコマ打ちセンスが求められ、その2つを持ち合わせていた禪院直毘人と禪院直哉は投射呪法を自由に使いこなしていました。

【呪術廻戦】御三家・加茂家一子相伝の術式や能力は?

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