鬼に襲われた際、縁壱に助けられる

鬼殺隊から追われた縁壱が、かつてうたと暮らしていたこの家にふらふらとやってきたところ、鬼に襲われて逃げ惑う住吉と臨月のすやこを見つけ、二人を助けました。

これが縁壱と炭吉の出会いだったのです。

すやこが産気づいたため縁壱が産婆を連れてくる

そして縁壱に救われたすやこは産気づき、縁壱がすやこのために産婆を呼びに行きとんでもない速さで帰ってきたのです。
縁壱のおかげて、翌日無事にすみれが生まれました。

縁壱はかつて、自分が妻のうたと、生まれてくるはずだったその子供を助けられなかったことを悔やんでいましたが、彼女達にしてあげられなかったことを炭吉たちにしてあげることができ、救われたようです。

【鬼滅の刃】竈門炭吉とヒノカミ神楽(日の呼吸)の関係

炭治郎が代々受け継いできたヒノカミ神楽は、日の呼吸であったことが明らかになりましたね。
竈門家にヒノカミ神楽が受け継がれることになった経緯を見ていきましょう。

縁壱が披露した日の呼吸を目に焼き付ける

日の呼吸を見つめる炭吉
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

先ほど軽く触れましたが、縁壱はすやこにせがまれて日の呼吸を炭吉達に披露しました。
炭吉は、縁壱が後継がいないことを知っていたためか、その縁壱が披露した日の呼吸を余すことなく目に焼きつけたのです。

日の呼吸の型は、息を忘れるほど綺麗であまりにも美しいものでした。
剣を振るう縁壱は精霊のように見え、その美しさから、日の呼吸は後に神楽として受け継がれることになったのです。

耳飾りとともにヒノカミ神楽として伝承

炭吉の約束
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

日の呼吸を披露した縁壱に、炭吉は「また遊びに来てください」と声をかけましたが、縁壱は別れ際縁壱に耳飾りを託しました。
縁壱はもう炭吉の元に訪れることはないのだと悟った炭吉は、遠ざかっていく物悲しい後ろ姿に涙します。

そしてその後ろ姿に、「縁壱さん、後に繋ぎます、あなたに守られたこの命で…俺たちが。あなたは価値のない人なんかじゃない!!」と叫びます。
自分は価値のない人間だと思い込む縁壱に対し、誰にもそんなことは言わせないと続け、「この耳飾りも日の呼吸も後世に伝える、約束します!!」と伝えたのです。

こうして、日の呼吸はヒノカミ神楽として、耳飾りとともに竈門家に代々受け継がれるものとなったのです。

【鬼滅の刃】竈門炭吉のまとめ

今回は竈門炭吉についてお話させていただきましたがいかがでしたか?
竈門炭吉は継国縁壱と深く関わりのある人物で、ヒノカミ神楽を竈門家に伝え始めた人物であったことがお分かりいただけたかと思います。
竈門炭吉という人物がいたからこそ炭治郎が生まれ、そしてヒノカミ神楽を駆使して鬼の始祖である鬼舞辻無惨に見事打ち勝ち、平和な世界を迎えることができたのです。

また、炭吉があまりに炭治郎と似た容姿であることから、読者の間では、炭治郎は炭吉の生まれ変わりである、という説が囁かれているようです。
皆さんはどう感じましたか?
物語が終わってからも、このように考察が膨らませられる、というのも鬼滅の刃の魅力の一つですね。

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